術後感染症で入院期間は長くなる?発症するのはいつからいつまで?治療期間は?
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術後創部感染の治療期間はどのくらいですか?
術後創部感染の治療期間はどのくらいですか?
術後創部感染の治療期間は、感染の程度や治療法によって異なります。早いと数週間ですが、長いと数ヶ月〜数年に及ぶことがあります。
術後創部感染の治療期間は、手術の内容、感染の深さや重症度、患者さんの免疫状態によって異なります。
軽度の感染であれば、数日〜数週間の抗生物質治療で改善することが多いです。
一方で、深部に及んだり合併症がある場合は、治療期間が数ヶ月に延びることもあります。整形外科の骨の手術などでは感染が難治化して、長期間の抗生物質治療や複数回の手術が必要となる場合もあります。
治療が長引かないためにも、創部感染が疑われたら早めに治療を受けることが重要です。
(参考文献)
術後感染症が起こると入院期間は長くなりますか?
術後感染症が起こると入院期間は長くなりますか?
多くの手術の場合で、当初想定されていたよりも入院期間は長くなることが多いです。
術後感染症が発生すると、多くの手術の場合で抗菌薬(抗生物質)による治療期間の延長が必要となります。このため、当初の想定よりも入院期間は長くなることが多いです。
手術の種類や内容によって、術後感染症の治療内容は異なります。このため、一概に入院期間を述べることはできませんが、一般的に術後感染症は早期に十分な治療を行うことが、重症化を防ぐためにとても重要になります。
また、細菌感染症が体内の深部に及んだ場合や、インプラント(人工物)が感染源になっていると考えられる場合、早期に治療を開始しても治療に時間を要することが多いです。これは、細菌感染を制御するために傷口の開放や壊死組織の除去手術、インプラントの交換/除去、長期にわたる抗菌薬治療が必要になる場合があるためです。
一方で、浅い層の術後感染症であれば、それほど入院期間の延長を必要としない場合もあります。具体的には個々の状況によるため、治療担当医の説明を十分に受けるようにしましょう。
(参考文献)
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会ほか. 骨・関節術後感染予防ガイドライン2015改訂第2版. 南江堂. 2015
日本整形外科学会.術後感染症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/postoperative_infection.html(参照 2025-11-11)
術後感染予防抗菌薬適正使用に関するガイドライン作成委員会編.“術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン”.日本外科感染症学会.http://www.gekakansen.jp/file/antimicrobial-guideline.pdf,(参照 2025-11-11).
術後感染症の発症期間はいつからいつまでですか?
術後感染症の発症期間はいつからいつまでですか?
通常は手術後30日以内ですが、インプラントを用いた手術では術後3ヶ月~1年まで注意が必要です。
手術部位感染(SSI)の定義上の追跡期間は、手術の種類や体内に人工物(インプラント)を入れたかどうかで対応が異なります。
- インプラントを伴わない手術:通常、手術後30日以内はリスクがあります。
- インプラントを伴う手術(人工関節置換術、脊椎固定術など):手術後90日以内は特に注意が必要です。ただし、深部SSIや臓器/体腔SSIでは、インプラント留置がある場合、CDCガイドラインの以前の基準では1年間の注意が必要とされていました。
人工関節の感染症は、約3分の2の症例が手術後1年以内に発生することが報告されています。以上のことからも、人工関節のように大きなインプラントを用いる手術では、手術後1年までは注意するにこしたことはないと考えられます。
(参考文献)
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会ほか. 骨・関節術後感染予防ガイドライン2015改訂第2版. 南江堂. 2015
日本整形外科学会.術後感染症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/postoperative_infection.html(参照 2025-11-11)
術後感染予防抗菌薬適正使用に関するガイドライン作成委員会編.“術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン”.日本外科感染症学会.http://www.gekakansen.jp/file/antimicrobial-guideline.pdf,(参照 2025-11-11).
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北水会記念病院 整形外科
栗原 信吾 監修
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