「術後創部感染」とはどのような病気ですか?
手術の後、傷口(創部)で起こる感染のことです。
「術後創部感染」とは、手術後に傷口やその周辺で細菌などの病原体が侵入し、炎症や膿が生じる感染症のことです。
感染が起こると、創部が赤く腫れたり、熱を持ったり、痛みが強くなる場合があります。また、膿や悪臭のある液体が出ることもあります。
術後創部感染は、感染が表層にとどまっていれば早期の抗生物質治療などで比較的早めに沈静化しますが、深部に広がると治療に時間を要する可能性があります。
予防には術前の衛生管理や術後の創部管理が重要です。もし創部に異常が感じられた場合は、できるだけ早めに手術を行なってもらった病院に相談する必要があります。
公開日:
最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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