10代から30代の若年性胃がんのリスクはどれくらいですか?
非常に低いですが、ゼロではありません。
一般的に、がんは年齢が上がるほどかかるリスクが上昇します。そのため、若い方で胃がんになるリスクはそれほど高くありません。しかし、少数ですが若年でも胃がんになる方はいらっしゃいます。
「がん情報サービス」で公開されている統計情報によると、2020年の胃がん罹患人数は、人口10万人あたりの人数で、
- 10~14歳男性:0.1 10~14歳女性:0.1
- 15~19歳男性:0.1 15~19歳女性:0.2
- 20~24歳男性:0.3 20~24歳女性:0.4
- 25~29歳男性:1.2 25~29歳女性:1.3
- 30~34歳男性:2.2 30~34歳女性:3.1
- 35~39歳男性:5.5 35~39歳女性:5.6
となっています。男女とも非常に少ないですが、ゼロではないのでリスクがないとは言えません。
参考までに、胃がんの発生リスクを高める要因として、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染、喫煙、高塩分食が知られています。
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最終更新日:
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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「胃がん」とはどのような病気ですか?
胃から発生するがんのことです。
胃がんの原因は何がありますか?
ピロリ菌の感染が主な原因です。塩分、赤身肉や加工肉のとりすぎ、喫煙なども原因になります。
胃がんではどのような症状がありますか?
胃の痛みや不快感、吐き気、食欲低下などの症状があります。
胃がんには初期症状はありますか?
胃がんの初期段階ではほぼ症状がありません。
胃がんの場合、主にどのような治療をしますか?
がんの進行度(ステージ)に応じて、内視鏡治療、手術療法、化学療法(抗がん剤治療)などの治療を行います。
胃がんが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
消化器内科を受診しましょう。便が黒い、胃痛が続くなどの場合は、早めに受診してください。
胃がんのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えると、胃がんが疑わしいかどうかの確認はできます。
胃がんのステージ(病期)はどのように決められますか?
胃がんの深さ、リンパ節転移の程度、離れた臓器への転移の有無によって、ステージ(病期)Ⅰ~Ⅳが決まります。
スキルス胃がん/4型胃がんとはどのような病気ですか?
スキルス胃がん(4型)とは、がん細胞が胃の粘膜下層に広範囲に広がる特徴があり、進行も早く予後不良の病気です。
スキルス胃がんの症状は何がありますか?
ほかの胃がんと大きな違いはありません。
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