眼瞼炎で目のふちが痛いときの対処法を教えてください。
清潔を保ち、温罨法を行い、必要に応じて抗炎症薬や抗生物質を使用します。
目のふち(まつげの根元)が痛いのは、炎症が進行しているサインです。主な原因は、マイボーム腺の詰まり、細菌感染、皮膚の炎症、まつげの乱生(変な方向に生える)などです。
まず大切なのは、こすらず清潔を保つことです。温罨法を1日1〜2回行うことで、詰まった脂が柔らかくなり痛みが軽減します。痛みが強い場合は、眼科で処方される抗炎症点眼薬、抗生物質点眼薬、外用薬を使うことで改善します。
また、メイクやコンタクトレンズは一時的に中止したほうが、炎症が早く治まりやすいです。痛みが片側だけで急に強くなった場合や、まぶたが赤く腫れぼったく、触ると熱い場合は、麦粒腫(ものもらい)や蜂窩織炎などの可能性もあるため、早めの受診が必要です。
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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