子宮頸がん検診とはなんですか?
子宮の入り口付近(頸部)に発生するがんを早期発見するための検査のことです。
子宮頸がん検診は、子宮入り口付近の頸部に発生するがんを、早期発見するために行われる検査です。がんになる前の前がん病変と呼ばれる異常を見つけ、適切な治療につなげることを目的としています。検診で異常が見つかっても、すぐにがんと確定するわけではありません。
子宮頸がんの原因は、高リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染で、感染からがん化まで5~10年かかるため、定期的な検診が予防に有効です。
検査方法は、細胞診とHPV検査の2種類あります。
細胞診では子宮頸部の細胞をブラシで採取し、顕微鏡で観察します。20代以上の女性を対象に、2年に1回の受診が推奨されます。
HPV検査は、子宮頸部の細胞を採取し、HPV感染の有無を調べる検査です。厚生労働省の指針では、30歳以上が対象者です。基本的に5年に1回の受診が望ましいとされていますが、感染リスクが高い場合は1年後の受診が推奨されています。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
国立がん研究センター.子宮頸がん検診について.国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方向けサイト,https://ganjoho.jp/public/pre_scr/screening/cervix_uteri.html(参照 2024-10-07)
日本婦人科腫瘍学会.子宮頸がん検診について.公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会,https://jsgo.or.jp/public/keigan_kenshin.html(参照 2025-06-09)
がん検診.厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html(参照 2025-05-30)
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