進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)の原因は何がありますか?
胆汁を排出することに関わる遺伝子の変異が原因です。
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)の原因は、遺伝子変異であり、胆汁を排泄する役割を持つ肝細胞のたんぱく質がうまく働かなくなることで、黄疸やかゆみなど、さまざまな症状が起こります。
具体的な遺伝子も特定されており、PFIC1型ではATP8B1遺伝子、PFIC2型ではABCB11遺伝子の変異によって、この病気が引き起こされることがわかっています。
このほかにも、PFICには10以上のタイプがあることがわかっており、どれも肝臓から胆汁を分泌することに関わる遺伝子の異常が原因です。
この病気は、両親から遺伝子変異を受け継ぐ常染色体劣性遺伝の疾患であり、両親が保因者である場合には25%の確率で子に発症します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ