びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のステージ4の生存率はどのくらいですか?
DLBCLステージ4の5年生存率は約40~50%で、治療反応や予後指標により異なります。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)のステージ4は、がんがリンパ系を超えて骨髄や臓器に広がった進行期の状態です。
治療効果や生存率は患者さんの状態や治療の反応性に大きく依存しますが、一般的にステージ4の患者さんにおける5年生存率は約40~50%とされています。この数値は平均的なものであり、治療の選択肢や患者個人の状況によって変動します。
予後の判断には、国際予後指標(IPI)が重要です。IPIでは年齢、病期、全身状態(PSスコア)、LDH値、病変部位の数が評価され、これが生存率や治療計画に影響を与えます。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
T Melchardt, et al. ESMO Open. 2023, 8(1), 100750.
がん情報サービス.“びまん性大細胞型B細胞リンパ腫”..https://ganjoho.jp/public/cancer/DLBCL/index.html,(参照 2024-12-19).
日本血液学会.ホーム|造血器腫瘍診療ガイドライン 2023年版|一般社団法人 日本血液学会.日本血液学会,URL:http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/2_5.html#algo(参照 2024-10-03)
Avishay Elis,et al. Detection of relapse in non-Hodgkin's lymphoma: Role of routine follow-up studies. American Journal of HematologyVolume. 2002, 69, p.1-87.
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