びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は治る可能性はありますか?
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (DLBCL)はR-CHOP療法で治癒が期待でき、早期治療が重要です。再発例にはCAR-T療法など新治療も有効となる可能性があります。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は、治療により寛解治癒が期待できる悪性リンパ腫です。
標準的な治療法であるR-CHOP療法(リツキシマブと化学療法の併用)は高い効果を示し、多くの患者さんが長期生存または完全寛解を達成しています。
寛解治癒の可能性は、病期、年齢、全身状態、国際予後指標(IPI)などにより異なります。特にIPIが低リスクの患者さんでは、寛解治療成功率が高く、5年生存率が80%を超えることもあります。
一方、治療抵抗性や再発例においては、予後はやや厳しくなりますが、近年では新しい治療法が登場しています。
例えば、CAR-T細胞療法や自家造血幹細胞移植は再発・難治性のDLBCL患者さんに対して効果が期待されており、一部の患者さんで治療成績の改善治癒の可能性を広げています。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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