びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合、食事で気を付けることはありますか?
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (DLBCL)では生ものを避け、栄養バランスを意識し、水分補給を行ってください。また、サプリ等は主治医に相談してください。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の治療中や治療後において、食事は免疫力を維持し、副作用を軽減するために重要な役割を果たします。
まずは、感染予防の観点から生ものを避けることが重要です。特に、刺身や生卵、生肉などは食中毒や感染症のリスクを高めるため、しっかり加熱された食品を選んでください。
また、野菜や果物を摂取する際は、よく洗浄し、必要に応じて加熱することで安全性を確保します。栄養バランスを意識した食事も必要です。
たんぱく質は体力の回復を助けるため、魚、鶏肉、大豆製品など良質なたんぱく質を適切に摂取してください。水分補給も忘れず、化学療法による脱水を防ぐために、1日1.5~2リットル程度の水分を摂取するよう心がけることが重要です。
しかし、心不全や腎不全などの病気をお持ちの方は必ず主治医に相談してください。サプリメントや健康食品の使用には注意が必要です。一部の成分が治療薬と相互作用を引き起こす可能性があるため、摂取前に必ず主治医に相談してください。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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