甲状腺濾胞癌
「甲状腺濾胞癌」とは、被膜・血管への浸潤を特徴とし、初期は無症状で首のしこりで見つかるがんです。嗄声、嚥下困難、息苦しさ、血痰、骨痛などがあれば、内分泌外科・甲状腺外科や耳鼻咽喉科、内分泌内科を受診しましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
診断について
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
甲状腺濾胞癌は、がんかどうかの判断に「細胞の形」ではなく「組織への入り込み(浸潤)」の確認が必要なため、細胞診だけでは確定診断が難しいです。
診断を見直す必要はあるかもしれませんが、甲状腺濾胞癌の確定診断は病理所見(顕微鏡で詳しく調べたがんの状態)で行うため、BRAF陽性だけで診断名が変わることはありません。
専門施設で別の専門医の意見を聞くことにより、濾胞性腫瘍に対する理解が深まり、納得して治療に臨めるメリットがあります。
「濾胞性腫瘍」と診断された場合、がんである確率は約2-3割です。
甲状腺を専門とする内分泌外科・甲状腺外科や耳鼻咽喉科または内分泌内科を受診してください。
病気について
治療について
甲状腺濾胞癌が1 cm以上の場合は手術によって甲状腺を半分取り良性か悪性(がん)かの確定診断を付けます。腫瘍の大きさが4 cm以上の場合は追加の手術が必要になることがあります。
甲状腺濾胞癌の場合、55歳以上のステージⅡでは、まず片葉切除で確定診断を行い、浸潤(がん細胞の周囲の組織への入り込み)やリスクに応じて全摘や放射性ヨウ素療法を追加で行います。55歳未満のステージⅡでは甲状腺全摘術後に放射性ヨウ素内用療法を行います。
甲状腺濾胞癌のステージⅣまたは再発がんでは、手術・放射性ヨウ素内用療法・薬物療法を組み合わせて行います。
甲状腺濾胞癌のステージⅠでは、まず片葉切除で確定診断を行い、浸潤(がん細胞の周囲の組織への入り込み)やリスクに応じて全摘や放射性ヨウ素療法を追加で行います。
甲状腺濾胞癌のステージⅢでは、進行例として甲状腺全摘術を含む手術が基本となり、浸潤(がん細胞が周囲の組織へ入り込むこと)の程度やリスクに応じて術後に放射性ヨウ素内用療法を追加します。
検査について
症状について
(参考文献)
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