甲状腺濾胞癌と診断されたがBRAF陽性だった場合、診断名が変わる可能性はありますか?
診断を見直す必要はあるかもしれませんが、甲状腺濾胞癌の確定診断は病理所見(顕微鏡で詳しく調べたがんの状態)で行うため、BRAF陽性だけで診断名が変わることはありません。
甲状腺濾胞癌と診断されたがBRAF陽性だった場合、診断を見直す必要はあるかもしれませんが、BRAF陽性だけで診断名が変わることはありません。
濾胞癌の診断は被膜浸潤(がん周囲の膜にがん細胞が入り込むこと)や血管浸潤(がん周囲の血管にがん細胞が入り込むこと)といった病理所見(顕微鏡で詳しく調べたがんの状態)で確定され、遺伝子変異のみで診断は決まりません。一方、BRAF V600E変異以外のBRAF遺伝子変異は濾胞癌でも起こり得ます。
したがって、BRAF陽性でV600E変異が見られたら乳頭癌の可能性が考えられるため診断を再評価する必要があります。V600E変異以外のBRAF遺伝子変異であれば濾胞癌の診断でも矛盾せず、病理所見に基づいた診断名が変わることはないと考えられます。
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(参考文献)
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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