甲状腺の濾胞性腫瘍が癌である確率は?甲状腺濾胞癌の初期症状と末期症状は?
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甲状腺濾胞癌の初期症状と末期症状は、それぞれどのようなものですか?
甲状腺濾胞癌の初期症状と末期症状は、それぞれどのようなものですか?
初期はほとんど症状がなく首にしこりを自覚する程度です。進行すると声のかすれや食べ物の飲み込みづらさが出現し、末期は肺・骨転移による症状が出現します。
甲状腺濾胞癌は初期には自覚症状がほとんどなく、首のしこりとして見つかることが多いです。病気が進行すると周囲の組織・臓器への浸潤や遠隔転移(甲状腺から遠く離れた臓器に拡がること)に伴う症状が出てきます。
がんが甲状腺の外に浸潤すると、のどの違和感、嗄声(声のかすれ)、痛み、食べ物の飲み込みにくさ、誤嚥(食べ物や飲み物が気道に入ること)、血痰、呼吸困難感が出ることがあります。末期には遠隔転移に伴う症状が現れます。遠隔転移は肺と骨に多く、肺転移に伴う呼吸器の症状(咳や痰、呼吸困難など)や骨転移による骨の痛みが現れます。
(参考文献)
一般社団法人 日本内分泌外科学会.“甲状腺腫瘍診療ガイドライン 2024”..https://jaes.umin.jp/info/guidelines_guideline2024.html,(参照 2026-03-25).
Robert I Haddad et al.“NCCN Guidelines® Insights: Thyroid Carcinoma, Version 1.2025”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40639400/,(参照 2026-03-25).
Haruhiko Yamazaki et al.“Management of follicular thyroid carcinoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39419099/,(参照 2026-03-25).
Pepijn van Houten et al.“Differentiated thyroid carcinoma: An update”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36002346/,(参照 2026-03-25).
Ting Zhang et al.“Risk factors for death of follicular thyroid carcinoma: a systematic review and meta-analysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37804444/,(参照 2026-03-25).
甲状腺濾胞癌が疑われる「濾胞性腫瘍」と診断された場合、癌である確率はどのくらいですか?
甲状腺濾胞癌が疑われる「濾胞性腫瘍」と診断された場合、癌である確率はどのくらいですか?
「濾胞性腫瘍」と診断された場合、がんである確率は約2-3割です。
「濾胞性腫瘍」と診断された場合、すべてががんではなく、がんである確率はおよそ2~3割程度とされています。 濾胞性腫瘍は細胞診(細い針で細胞を調べる検査)で用いられる診断名で、良性の濾胞腺腫と悪性の濾胞癌を区別できない状態を指します。
このカテゴリーにおける悪性率(がんである確率)は約23~34%(Bethesda分類Ⅳ)と報告されています。 濾胞性腫瘍は一定の割合で悪性を含む中間的なカテゴリーとされ、一般的には確定診断のために手術で腫瘍全体を詳しく調べることが行われます。
(参考文献)
Haruhiko Yamazaki et al.“Management of follicular thyroid carcinoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39419099/,(参照 2026-03-25).
Pepijn van Houten et al.“Differentiated thyroid carcinoma: An update”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36002346/,(参照 2026-03-25).
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はまさき医院 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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