フライバーグ病
「フライバーグ病」とは、足の指の付け根の骨(中足骨頭)が壊死する病気です。10代の女性に多く、痛みや腫れ、歩行時の不快感、足指の変形などの症状がみられます。足の指の付け根に痛みや腫れがある場合は整形外科を受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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この病気は、足の指の付け根の骨が血流不足で壊死してしまう病気です。成長期の女性に多く見られます。
足にかかる繰り返しの負担や不適切な靴の使用、足の形などが原因のひとつと考えられています。
フライバーグ病を放置して病気が悪化すると、慢性的な痛みや手術が必要になる可能性があります。
早い段階で治療を始めれば、多くの場合症状は改善し、良好な経過が期待できます。
フライバーグ病は、基本的に成長期に起こる病気です。40代・50代では異なる病気の可能性があります。
症状について
治療について
運動の禁止や靴の変更、インソールの使用といった保存療法を行います。改善しない場合は手術を検討します。
足への負担を減らすため、運動を控え、裸足やヒール靴を避け、足に合った靴とインソールを用いましょう。
患部を直接マッサージするのは避けましょう。土踏まずやふくらはぎのマッサージは有効な場合があります。
痛みが強いときには、一時的なテーピングが有効な場合があります。テーピングの是非は医師に確認しましょう。
はい、インソールはフライバーグ病の治療に有効であり、足への負担を軽減し、症状の改善に役立ちます。
受診について
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