フライバーグ病には初期症状はありますか?
初期症状として、足の指の付け根の痛み、硬いものを踏んでいる感覚や歩行時の痛みの悪化があります。
はい、フライバーグ病には初期症状があります。 初期には、次のような症状が現れることが多いです。
- 足の指の付け根の痛みと腫れ:特に、人差し指に多い病気です。指の付け根に痛みや、軽い腫れを感じることが多いです。
- 徐々に現れる痛み:症状は急に始まるのではなく、時間をかけてゆっくりと現れて強くなることが一般的です。
- 石の上を歩くような不快感:足が地面に触れるたびに、硬いものを踏んでいるような不快感を覚えることがあります。
- 歩行時の痛みの悪化:歩くときに痛みが強くなります。特に裸足で歩いたり、ヒールの高い靴を履くと悪化する傾向があります。
この病気の初期段階(症状が出始めてから3~6週間)では、レントゲン検査をしても、はっきりとした異常が見られないこともあります。そのため、もし症状があるのにレントゲンで異常が見つからない場合は、MRI検査を行うことで、初期の病変をより詳しく確認し、診断に役立てることができる場合があります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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