フライバーグ病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬の内服や装具などの保存療法で改善しない場合、病気の進行具合に応じて手術が検討されます。
この病気は、一般的に手術が必要になる頻度は高くはないため、まずは薬の内服や装具の使用といった、手術を行わない「保存療法」を行います。また、この病気は薬の内服によって根本的な治療を行うものではなく、運動の禁止やインソールなどの装具療法、リハビリを十分に行うことによって治療を進めていきます。
しかし、この保存療法を続けていても症状がよくならない場合や、病気が進んでしまった場合には、「手術療法」が検討されます。手術には、いくつか種類があり、病気の進行度や足の状態に合わせて、医師が最適な方法を選びます。
関節を温存する手術
初期から中期の病状の場合に行われることが多く、病気になった部分の骨を削ったり、健康な軟骨がある場所を、関節の中心に移動させたりする骨切り術(こつきりじゅつ)などがあります。
関節を作り直す手術
病気が進んでしまい、関節の変形が強い場合に行われることがあります。足の指の人工関節や関節形成術(かんせつせいけいじゅつ)などがあります。
手術のあとは、足の機能を取り戻すためにリハビリテーションが重要です。
このように薬で改善しない場合は、医師とよく相談し、手術を含めた次の治療段階について検討することが重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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