フライバーグ病の場合、主にどのような治療をしますか?

運動の禁止や靴の変更、インソールの使用といった保存療法を行います。改善しない場合は手術を検討します。

解説

一般的なフライバーグ病の治療には、まず手術を行わない「保存療法」から始めます。保存療法で症状が改善しない場合や、病気がある程度進行している場合には、「手術療法」が検討されます。

保存療法

  • 活動量の制限と安静:スポーツや運動を控えて、足に負担をかけないようにします。個人差はありますが、2週間から1ヶ月程度の運動制限が目安となります。
  • 足への負荷を減らす工夫: 底が硬い靴や、中足骨への負担を減らすように作られたインソールを使用することがあります。場合によっては、松葉杖を使用して体重がかからないようにすることもあります。
  • 薬の使用:痛みや炎症を抑えるためには、消炎鎮痛剤が使われます。飲み薬や湿布薬などがあります。

手術療法

保存療法で効果が見られない場合や、病気が進行している場合は手術が検討されます。患者さんの状況に適した手術方法があるため、詳しくは担当医に確認しましょう。手術後には、リハビリテーションが行われ、足の指の動きを回復させたり、正しい歩き方を身につけたりします。

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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