PMBCL(原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫)は再発する?ステージ1の治療は?
「原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫」とは、縦隔に発生する悪性リンパ腫の一種で、B細胞ががん化する病気です。主に30〜40代の女性に多く、咳や息切れ、顔や腕のむくみ、発熱、体重減少などの症状がみられます。呼吸困難や嚥下障害、顔のむくみが続く場合は血液内科を受診しましょう。
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)について、特に知りたいことは何ですか?
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原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫が再発することはありますか?
はい、約1~3割で再発し、治療終了後1~2年以内に起こることが多いとされます。
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫が再発することはありますか?
はい、約1~3割で再発し、治療終了後1~2年以内に起こることが多いとされます。
はい、約1~3割で再発し、治療終了後1~2年以内に起こることが多いとされます。
はい、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)は、再発することがあります。初回治療で多くの患者さんは治癒しますが、報告では約1~3割で再発や治療に反応しない例がみられます。
再発は治療終了後1~2年以内に起こることが多く、縦隔だけでなく、腎臓や中枢神経など別の部位に現れることもあります。再発時には、化学療法を強めた治療や自家造血幹細胞移植が検討されます。近年では、PD-1阻害薬であるペムブロリズマブなどの免疫チェックポイント阻害薬による治療が有効な選択肢として用いられ、治療成績の改善が期待されています。
(参考文献)
Kieron Dunleavy et al.“Dose-adjusted EPOCH-rituximab therapy in primary mediastinal B-cell lymphoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23574119/,(参照 2025-12-15).
Philippe Armand et al.“Pembrolizumab in Relapsed or Refractory Primary Mediastinal Large B-Cell Lymphoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31609651/,(参照 2025-12-15).
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫のステージIでは、どのような治療を行いますか?
DA-EPOCH-R療法が標準治療ですが、R-CHOP療法+放射線治療も選択肢です。
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫のステージIでは、どのような治療を行いますか?
DA-EPOCH-R療法が標準治療ですが、R-CHOP療法+放射線治療も選択肢です。
DA-EPOCH-R療法が標準治療ですが、R-CHOP療法+放射線治療も選択肢です。
まず、治療に含まれる薬剤をお示しします。
DA-EPOCH-R
- エトポシド
- プレドニゾロン
- ビンクリスチン
- シクロホスファミド
- ドキソルビシン
- リツキシマブ
R-CHOP
- リツキシマブ
- シクロホスファミド
- ドキソルビシン
- ビンクリスチン
- プレドニゾロン
日本血液学会のガイドラインでは、「原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)はまとめて、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)として取り扱う」とされていますが、「PMBCLに対しては、病型に応じた治療が有効である可能性がある」とも提言されています。
具体的には、DA-EPOCH-R療法(R-CHOPにエトポシドを加えた強化治療)の第Ⅱ相試験において,5年無増悪生存(EFS:がんが悪化せず安定した状態)が 93%と報告され、化学療法後の放射線治療が省略可能であることとともに、同治療法の有効性が示されています。
一方、DA-EPOCH-R療法の複雑さと副作用から、最近はR-CHOP療法+放射線治療の臨床試験が多く実施されていますが、DA-EPOCH-R療法との直接の比較試験は行われておらず、現時点では結論が出ていないとのコメントがあります。
上記をふまえて、複数の海外の論文を併せますと、I/II期(限局期)は、 DA-EPOCH-Rが標準治療で、R-CHOP+放射線治療も選択肢になると考えられます。
(参考文献)
病気について
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫は30~40歳代の女性や白人に多く、特有のリスク要因は不明です。
適切に治療された場合、全ステージの成績は良好ですが、再発時の予後は不良です。
日本での原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫の年間の発症人数は約130人程度と見込まれます。
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫を放置すると、急速に進行し、呼吸や血管を圧迫して命に関わります。
適切に治療された場合、全ステージの治療成績は良好で、3~5年の無増悪生存は90%以上です。
症状について
受診について
治療について
DA-EPOCH-R療法が標準治療ですが、R-CHOP療法+放射線治療も選択肢です。
I/II期と同様に、DA-EPOCH-R療法が標準治療で、R-CHOP療法+放射線治療も選択肢です。
ステージⅣではDA-EPOCH-R療法などが選択され、再発ではCAR-T療法などが行われます。
R-CHOPやDA-EPOCH-Rを基本に、PET-CTで効果判定し、放射線や免疫療法を検討します。
診断について
検査について
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