ぎあるどすてろんしょう
偽アルドステロン症
「偽アルドステロン症」とは、漢方薬などに含まれる甘草の成分グリチルリチン酸により体内の塩分バランスが崩れる病気です。高血圧、むくみ、低カリウム血症、筋力低下、不整脈などの症状がみられます。甘草を摂取していてこれらの症状がある場合は内分泌科を受診しましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
Toshiaki Makino. Exploration for the real causative agents of licorice-induced pseudoaldosteronism. J Nat Med. 2021, 75, 275-283.Tetsuhiro Yoshino et al. Clinical Risk Factors of Licorice-Induced Pseudoaldosteronism Based on Glycyrrhizin-Metabolite Concentrations: A Narrative Review. Front Nutr. 2021, 8, 719197.Elazer R Edelman et al. Case 30-2020: A 54-Year-Old Man with Sudden Cardiac Arrest. N Engl J Med. 2020, 383, 1263-1275.正山征洋. 最も身近な生薬、甘草. FFIジャーナル. 2025, 230, 138-147.一般社団法人 日本内分泌学会.“偽アルドステロン症”..https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=36,(参照 2025-11-14).
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです