網膜色素線条症
「網膜色素線条症」とは、網膜の深部にあるブルッフ膜が脆くなり、線状の病変が現れる病気です。初期は無症状ですが、進行すると視力低下や変視症などがみられます。視覚の異常や健康診断で異常を指摘された場合は眼科を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
宇谷 厚志ほか. 弾性線維性仮性黄色腫診療ガイドライン(2017 年版). 日本皮膚科学会雑誌. 2017, 127, 2447-2454.宇谷 厚志ほか. 弾性線維性仮性黄色腫診断基準 2012. 日眼会誌. 2012, 116, 1156-1157.春山 美穂,湯沢美都子. 網膜色素線条症の脈絡膜新生血管に対するレーザー光凝固の有用性. 日眼会誌. 2003, 107, 311~315.Saori Wada et al. Epidemiology of Angioid Streaks and Pseudoxanthoma Elasticum (2011-2020): A Nationwide Population-based Cohort Study. Ophthalmol Sci. 2023, 4, .ドクターK.網膜色素線条(AS).オンライン眼科,https://doctork1991.com/2020/02/20/angoid-streaks/(参照 2025-05-22)
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