網膜色素線条症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
網膜色素線条症が疑われる場合、できるだけ早めに眼科を受診しましょう。
網膜色素線条症が疑われる場合、以下のような症状や状況があれば、できるだけ早めに眼科を受診することが望ましいとされています。
- 視力の変化を感じたとき:視力が低下した、物がかすんで見える、中心が見えにくいなどの変化がある場合は、網膜になんらかの異常が起きている可能性があります。
- 物がゆがんで見えるとき(変視症):直線が曲がって見える、文字がにじんで読みにくいなどの症状がある場合、脈絡膜新生血管などの合併症が疑われます。
- 視野の一部が欠けていると感じたとき:視野の中心や周辺に暗い部分や欠けた部分を感じるときも、網膜の異常が進行している可能性があります。
- 健康診断や他の眼科診察で「異常な線状の所見」が指摘されたとき:自覚症状がなくても、眼底写真などで異常を指摘された場合は、精密検査が必要です。
- 偽性黄色腫や鎌状赤血球貧血、パジェット病などの全身疾患がある場合や疑われる場合:網膜色素線条症を合併している可能性が高いため、眼科での定期的な検査が推奨されます。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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