苺状血管腫
苺状血管腫とは、生後間もない赤ちゃんの皮膚にできる赤く盛り上がった良性腫瘍で、正式には「乳児血管腫」といいます。多くは自然に小さくなりますが、視力や呼吸に影響する部位にできたり、急速に大きくなる場合は注意が必要です。まぶたや口周りなどにできた場合や、潰瘍・出血がある場合は、皮膚科・形成外科・小児科を早めに受診しましょう。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
病気について
詳しい原因はまだ分かっておらず、妊娠中の行動が原因という医学的な根拠はありません。
妊娠中のストレスが原因であるという医学的な根拠や報告はありません。
いいえ。生後2～3週間から3ヶ月以内に発症する乳児特有の病気で、大人になってからはできません。
明確な原因は不明ですが、胎盤の細胞の関与や遺伝子の変異などが仮説として挙げられています。
日本人では0.8～1.7％、白人では2～12％と報告されています。
生後まもなく現れ、苺のように赤く盛り上がる良性の腫瘍です。
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(参考文献)
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