苺状血管腫のセルフチェックはできますか？

【観察のポイント】

苺状血管腫（乳児血管腫）は、生まれた時は目立たないことが多く、生後2週間から3ヶ月頃に現れます。日頃から以下の皮膚の変化をチェックしてください。

• 典型的な症状：苺のように赤く盛り上がったしこり。
• 皮下型：皮膚の奥にできるタイプは、表面は赤くならず、青白く盛り上がって見えます。
• 前兆（初期サイン）：本格的に腫れる前に、赤いポツポツ（丘疹）、打ち身のような青あざ（紫斑）、皮膚の一部が白く抜けたような斑点（貧血斑）、糸のような血管拡張が見られることがあります。

【受診の目安】

生後数ヶ月間は急速に大きくなる「増殖期」にあたります。特に以下の場合は、視力や呼吸などの機能に影響したり、痕が残ったりする恐れがあるため、早めに専門医（皮膚科、形成外科、小児科など）に相談してください。

• 急激に大きくなっている。
• まぶた、鼻、口、耳、首、股（おむつエリア）などにできた。
• 表面がただれたり（潰瘍）、出血したりしている。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、苺状血管腫かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。