苺状血管腫が疑われる場合、何科を受診したらよいですか？

【主な診療科】

苺状血管腫（乳児血管腫）は、主に以下の診療科で診断や治療が行われます。

• 皮膚科・形成外科：皮膚の病変として診断やレーザー治療などを行います。
• 小児科：全身の状態管理や、飲み薬（プロプラノロール）による治療を行う場合に中心となります。

【専門的な連携】

この病気の治療ガイドラインは、皮膚科、形成外科、小児科、小児外科、放射線科などの専門医が協力して作成しています。 病変が体の深い場所にある場合や、目や気道（空気の通り道）の近くにあって機能に影響する場合や、大きな血管腫の場合は、これらの科が連携して治療にあたることがあります。まずは近くの皮膚科、形成外科、またはかかりつけの小児科で相談し、必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらうとよいでしょう。