人間ドックの検査項目で何がわかりますか?
一般的な採血やレントゲン、心電図以外にも、腫瘍マーカーやCT、胃カメラなどが行えるものもあります。
人間ドックでは受ける検査項目も任意で設定できるため、どの項目を受けるかにもよります。
通常は一般的な健診で行う血液や尿検査、レントゲン、心電図などに、オプションとして項目を追加することが多いです。
代表的な項目としては、以下のようなものがあります。
- 一般採血:肝機能や腎機能、血糖、脂質などを評価します
- レントゲン:肺の異常などを評価できます
- 心電図:不整脈や心臓病の可能性がないかを評価します
- 尿検査:腎機能や尿路系の異常を評価します
- 腫瘍マーカー:がんなどの悪性腫瘍の可能性を評価します
- 腹部超音波検査:肝臓や胆のう、腎臓、膵臓などの腹部臓器の異常を評価します
- 上部/下部内視鏡検査:胃や腸の中を内視鏡で評価し、胃がんや大腸がん、ポリープなど胃腸の異常がないかを評価します
- 呼吸機能検査:肺活量などを測定し、肺の機能を評価します
- 婦人科健診:乳房や子宮、卵巣などの評価を行います。乳がんや婦人科がんなどの評価を行います
- CT:胸腹部や頭部をより精密に評価することで、隠れている病気がないかを評価します
- MRI:頭部MRIなどで、頭蓋内病変の有無をより詳細に評価します
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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