お酒のカロリーは身にならない(エンプティカロリー)と言われますが、それでも太らないために栄養面で気をつけるべき点はありますか?

アルコールを総エネルギーの一部と計算し、不足しがちなビタミン・ミネラルの補給を意識してください。

解説

太らないコツは、お酒の分だけ食事(主食・脂質)を減らし、たんぱく質は減らさないことです(ご飯半膳など)。アルコールは1gあたり約7kcalの熱量を持ちますが、ビタミン等を含まないため「エンプティカロリー」と呼ばれます。

  • 総エネルギー調整:アルコール分、主食や脂質の量を調整しないと過剰摂取に直結します。
  • たんぱく質の確保:筋肉維持のため、お酒を飲む際もたんぱく質の目標量(13〜20%)は維持すべきです。
  • 算定の変更:食事摂取基準2025年版では、アルコールも「エネルギー産生栄養素バランス」の内訳(100%)に含まれます。

筋肉維持には筋トレと十分な総エネルギー・睡眠も関与するとされています。

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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長

井林 雄太 監修

関連する質問
飲酒しても太りすぎないよう、アルコールのカロリーをどう計算に組み込めばいいですか?

アルコール分を「1gあたり7kcal」として計算し、食事全体のエネルギーバランスの一部に組み込みます。

最近、健康診断などで使われる「肥満」の判定基準や数値に変更はあったのでしょうか?

肥満の判定基準(BMI 25kg/m²以上)に変わりはありませんが、年代別の「目標とするBMI」が示されています。

筋肉を落とさずに脂肪だけを落としたいのですが、理想的なPFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)はどう考えればよいでしょうか?

たんぱく質13〜20%、脂質20〜30%、炭水化物50〜65%の範囲内でバランスを整えるのが理想です。

体型を維持しつつリバウンドを防ぐために、私に合った1日の摂取カロリーはどう計算すればいいのでしょうか?

年齢・性別・身体活動レベルに応じた「推定エネルギー必要量」を基準とし、体重変動を見ることが目安です。

お腹周りのメタボが気になっています。最新の食事管理の基準を、具体的な改善にどう役立てればいいですか?

内臓脂肪を減らすための「エネルギー収支」の考え方と、脂質の質を見直す具体的な数値目標を示してくれます。

リバウンドを繰り返したくないので、筋肉を守りながら健康的に脂肪を減らすための栄養の目安を教えてください。

たんぱく質を目標量の範囲(13〜20%)でしっかり確保し、エネルギー制限を緩やかに行うことです。

お酒のカロリーは身にならない(エンプティカロリー)と言われますが、それでも太らないために栄養面で気をつけるべき点はありますか?

アルコールを総エネルギーの一部と計算し、不足しがちなビタミン・ミネラルの補給を意識してください。

65歳を過ぎると少し肉付きがよいほうがいいと聞きますが、若いうちより目標BMIが高めに設定されている理由を教えてください。

高齢者では、痩せすぎによる低栄養やフレイル(衰え)が死亡や要介護のリスクを高めるためです。

ダイエットで痩せても骨が弱くなっては本末転倒ですが、骨粗鬆症を防ぎつつ効率よく痩せるコツを教えていただけますか?

極端な食事制限を避け、カルシウムやビタミンDを確保しながら、適切な体重と運動を維持することです。

忙しくて毎食完璧にはできませんが、日常生活の中で「これなら続けられる」という現実的な肥満改善プランの立て方を教えてください。

現在の食事を把握し、無理のない範囲で「目標量」に近づけるPDCAサイクルを回すことが現実的です。

関連する病気と症状

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