今回の栄養基準の改定で、私たち一般の人間が「肥満対策」として特に意識すべき大きな変更点はどこですか?
アルコールをエネルギー源として明確に扱い、全体の栄養バランスの計算に組み込んだ点が大きな変更です。
食事摂取基準2025年版の最大の変更点は、総エネルギーに占める栄養素の割合を考える際に、アルコールも加えて計算するようになったことです。肥満対策としては、お酒を飲む日のカロリーも食事と同じように管理することが重要だと示されています。
これまではPFC比(たんぱく質、脂質、炭水化物の3つの栄養素の割合)が中心でしたが、今回はアルコールを加えた4つの要素(たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてお酒のカロリー)の合計を、全部のカロリーの内訳として100%で考えるようになりました。
アルコールもエネルギー源であり、カロリーがあるため、飲酒習慣がある場合は総摂取エネルギー量が増えやすく、肥満につながる可能性が改めて指摘されました。
また、今回の改定の背景には、「骨粗鬆症予防」や「筋肉維持」など、将来にわたって介護が必要ない健康な体を保つための「機能維持」という視点も強く反映されています。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
食事摂取基準
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
