ダサチニブ水和物(スプリセルⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
頭痛や下痢などのほか、重大な副作用として骨髄抑制、出血、体液貯留、感染症などがあらわれます。
ダサチニブ水和物(スプリセルⓇ)の主な副作用は頭痛や下痢などです。また、重い副作用として骨髄抑制(血液中の成分が減り、出血などが起こる)などが起こることがあります。
このお薬の使用に際しては、以下のような症状に注意してください。
重大な副作用
- 骨髄抑制:血液を作る力が弱まることで、鼻や歯茎からの出血、めまい、発熱などの症状がみられます。
- 出血(脳出血・硬膜下出血(頻度不明)、消化管出血(3.3%)):嘔吐、腹痛、頭痛、意識の低下などの症状がみられます。
- 体液貯留(胸水(乳び胸を含む)(17.3%)、肺水腫(0.6%)、心嚢液貯留(3.0%)、腹水(0.3%)、全身性浮腫(頻度不明)等):息苦しい、胸の痛み、呼吸が早くなるなどの症状がみられます。
- 感染症:発熱、咳、めまい、意識の消失などの症状がみられます。
- 間質性肺疾患(0.9%):発熱、息苦しい、咳などの症状がみられます。
- 腫瘍崩壊症候群(0.9%):がん細胞が急激に壊れることで起こる体への負担により生じます。意識の低下や消失、息苦しいなどの症状がみられます。
- 心電図QT延長(2.7%):めまい、動悸、意識が遠くなるなどの症状がみられます。
- 心不全(0.6%)、心筋梗塞(頻度不明):息苦しい、疲れやすい、胸痛などの症状がみられます。
- 急性腎障害:体がだるい、尿量が減るなどの症状がみられます。
- 肺動脈性肺高血圧症(頻度不明):息苦しい、動悸、めまいなどの症状がみられます。
その他報告されている副作用〔頻度:10%以上のもの〕
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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