ピオグリタゾン塩酸塩・メトホルミン塩酸塩（メタクトⓇ）では、どのような副作用がみられますか？
このお薬の主な副作用は浮腫や低血糖などです。重い副作用として、心不全などが挙げられています。
ピオグリタゾン塩酸塩・メトホルミン塩酸塩（メタクトⓇ）の主な副作用は、浮腫や低血糖などです。重い副作用として、心不全や乳酸アシドーシス（体の中に乳酸がたまりすぎて、血液が酸性に傾く状態）が挙げられていますので、使用中は以下のような症状に注意してください。
重大な副作用
- 心不全（頻度不明）：むくみや急な体重増加、動悸や息切れなどの心不全の症状が現れた場合には、使用を中止して医師に伝えてください。
- 乳酸アシドーシス（頻度不明）：頭痛、眠気、意識が遠くなるなどの症状がみられます。
- 浮腫（1%）：体のむくみ、目が腫れぼったいなどの症状がみられます。
- 肝機能障害、黄疸（頻度不明）：体がだるい、吐き気、白目や皮膚が黄色くなるなどの症状がみられます。
- 低血糖（0.5%）：冷や汗、血の気が引く、手足の震えやけいれんなどの症状がみられます。
- 横紋筋融解症（頻度不明）：手足のこわばりやしびれ、筋肉痛などの症状がみられます。
- 間質性肺炎（頻度不明）：咳、息苦しい、発熱などの症状がみられます。
- 胃潰瘍の再燃（頻度不明）：嘔吐、腹痛、吐いたものに血が混じるなどの症状がみられます。
その他報告されている副作用（頻度：5%以上のもの）
- LDH及びCKの上昇
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無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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