発熱が5日続いています。今後の対応について相談させてください。
40代・女性のご相談
発熱が続いており、非常に困っています。喉の痛みや腫れ、咳、息苦しさも気になります。初日に救急搬送され、点滴を受けましたが、コロナとインフルエンザは陰性でした。処方された薬を飲みましたが、熱は完全には下がらず、時折落ち着くこともありますが、再び上がることがあります。
3日目にかかりつけ医を受診し、問診と胸の音を確認したあと、薬をもらいました。4日目の朝は36度台後半まで下がったため仕事に行きましたが、午後には再び熱が上がり、帰宅しました。解熱剤を使用して対応しましたが、今朝5日目の朝も38度の熱があります。この状況でどのように対処すればよいのか、アドバイスをいただけると助かります。症状が改善せず、悪化しているように感じるため、適切な対応を知りたいです。
ご相談いただきありがとうございます。発熱が5日間も続いているとのことで、とても心配ですよね。解熱剤を飲んでも一時的にしか熱が下がらないのは、不安なことと思います。救急搬送された際やかかりつけの先生に診てもらったときに、コロナやインフルエンザの検査は陰性だったとのことですが、症状が改善しないのは心配ですよね。いただいた情報と現在のお薬から、以下の点に注目しています。
- 発熱が続いていること: 5日間も熱が続くのは、体の中で何か炎症が起きているかもしれません。
- 喉の痛みと腫れ: これは、喉の炎症や扁桃腺の腫れが原因かもしれません。
- 咳と息苦しさ: これらは、気管支や肺の感染症の可能性があります。
これらの症状から、考えられる病気としては以下のようなものがあります。
- 細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎: 細菌が原因で、発熱や咳、喉の痛み、だるさなどが出ることがあります。
- ウイルス性の喉の炎症や扁桃炎: ウイルスが原因で、発熱や喉の痛み、咳が出ることがあります。
- 細菌性の喉の炎症や扁桃炎: 細菌が原因で、発熱や喉の痛み、咳、喉に白い塊ができることがあります。
【次のステップ】
- 医療機関の再受診: もし発熱が5日以上続き、症状が改善しない場合は、もう一度医療機関を受診して、詳しい検査を受けることをおすすめします。これまでの症状や経過、薬の効果を医師に詳しく伝えてください。特に、胸のレントゲンや血液検査をすることで、肺炎や他の感染症があるかどうかを調べることが大切です。
- 水分補給: 熱が続くと体が水分不足になりやすいので、こまめに水分を摂るようにしましょう。
- 安静にする: 十分に休んで、体力を回復させることが大切です。
【まとめ】
発熱が続く場合、細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎、ウイルス性または細菌性の喉の炎症や扁桃炎などが考えられます。医療機関で再度診てもらい、医師と相談して適切な検査や治療を受けてください。どうぞお大事になさってくださいね。
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