大人の便が緑色なのはなぜ?緑色で少しゆるめの便が出ている

監修医師吉岡 藍子消化器内科

更新日
2026/10/27
公開日
2022/04/15

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緑色便で症状チェックした人の受診データ(診断名・診療科)

受診後に報告された診断名

  • ウイルス性胃腸炎25%
  • 細菌性胃腸炎19%
  • 感染性胃腸炎17%
  • 過敏性腸症候群11%
  • 便秘症3%
  • その他の病気ほか136種類

受診した診療科

  • 内科44%
  • 消化器内科27%
  • 小児科8%
  • 胃腸科4%
  • その他17%

「緑色便」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。

※%は回答した人に占める割合です。診断名は複数回答のため、合計は100%になりません。

※回答が1,000人以上ある症状・病名のデータに限って掲載しています。

緑色便の症状でユビーを利用したユーザーの実際の受診データ(自己申告)では、受診後に報告された診断名は、ウイルス性胃腸炎、細菌性胃腸炎、感染性胃腸炎、過敏性腸症候群など141種類に分かれ、一番多いウイルス性胃腸炎でも約3割でした。

緑色便が気になって受診した人は、内科(44%)、消化器内科(27%)、小児科(8%)などに分かれています。

同じ症状で症状チェックを始めても、その後の状態によって、診断名や受診する診療科は分かれます

診断名
141種類
診療科
26種類

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概要

便が緑色になる主な原因は、消化が速く胆汁(本来は黄緑色)が分解される前に排出される場合です。下痢・ストレス・抗菌薬服用中・鉄剤内服中でも起きます。単発の場合は食事や薬が原因のことが多いです。

緑便とは

「緑便」とはどのような症状ですか?

便が緑色になる症状です。

緑便とは、便が通常の茶色ではなく緑色に変わる症状のことを指します。

これにはさまざまな要因が考えられますが、食事内容や胆汁の酸化といった可能性が挙げられます。

例えば、緑色の野菜を多く摂取すると、その色素が便に反映されることがあります。

また、胆汁の影響により便が緑色になることもあります。本来の便の茶色は、肝臓でつくられる胆汁の色からきています。

胆汁の成分の多くは腸で吸収されますが、なんらかの原因で腸から吸収される量が少ないと、結果として過剰な胆汁が腸内で酸化し、緑色の便を呈することがあります。

さらに、腸内細菌のバランスの変化や、感染性腸炎が原因となることもあります。

食事内容などにより、一時的に緑色の便が出るのみであれば、多くの場合、特別な対応は必要ありません。

しかし、緑便が続く場合や他の症状(下痢、腹痛、発熱など)が伴う場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。

さらに詳しく:「緑便」とはどのような症状ですか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
もっと詳しく「緑便」を知る

緑便の原因

大人の緑便は何が原因ですか?

食事内容や腸炎に伴う症状である可能性があります。

緑便の原因として、最も一般的なのは食事内容です。

特に緑黄色野菜など、緑色の色素を含む食品の摂取が影響します。これらの食品そのものの色によって、便が緑色を帯びることがあります。

一方で、腸炎などの感染症や、抗生物質の使用によって腸内細菌のバランスが崩れた場合にも、緑便が現れることがあります。

特に、緑便とともに他の症状(下痢、腹痛、発熱など)がみられる場合は、腸炎の可能性が高くなります。

このような場合には、医師の診断を受けることが重要です。

さらに詳しく:大人の緑便は何が原因ですか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

緑便の原因や考えられる病気には何がありますか?

食事内容、胆汁の影響、感染症などが考えられます。

緑便の原因としては、

  • 食事内容
  • 胆汁の影響
  • 腸内細菌のバランスの変化
  • 感染症

などが考えられます。

例えば、緑色の野菜を多く摂るとその色素が便に反映されます。

胆汁は肝臓で産生され、通常は小腸で吸収されますが、吸収が不十分な場合、酸化して緑色に見えることがあります。

さらに、腸内の細菌バランスが乱れることや、細菌性腸炎も緑便の原因となることがあります。

食事や胆汁による一時的な緑便は通常、問題ありませんが、持続する場合や他の症状がある場合は、消化器内科への受診をおすすめします。

さらに詳しく:緑便の原因や考えられる病気には何がありますか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
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検査・診断

緑便のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

緑便の原因としては、さまざまな可能性があります。

緑黄色野菜の摂取など、食事内容の影響で便が一時的に緑色となっているだけであれば、それほど心配する必要はありません。

一方で、腸炎の症状のひとつとして、緑色の便が出る場合があります。

などの症状もある場合には、腸炎の可能性についても考慮する必要があります。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、腸炎かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

さらに詳しく:緑便のセルフチェックはできますか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
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緑便の治療

緑便の治療や予防方法には何がありますか?

腸炎の予防と同様の対策が必要です。

まず、緑便の原因としてはさまざまな可能性があり、治療や予防が必要な状態であるかを評価したほうがよいでしょう。

緑黄色野菜の摂取など、食事内容によって一時的に便が緑色を呈しているにすぎない場合には、それは病的な状態ではありません。そのため、そういった状況では特別な治療や予防は必要ありません。

一方で、感染性腸炎などの症状の一環として、便が緑色になることがあります。腸炎の場合には、水分補給や整腸剤の内服といった治療を行います。

また、予防としては、手洗いや衛生管理が挙げられます。特に外出先から帰宅後や食事前、トイレのあとには、石鹸でしっかり手を洗うことが重要です。

生肉や生魚などの生鮮食品を扱う際も、調理器具やまな板の消毒を忘れずに行いましょう。

緑便が続く場合や、他の症状が現れた場合には、消化器内科を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

さらに詳しく:緑便の治療や予防方法には何がありますか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
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緑便に関連するその他の質問

緑便と下痢はどう関係しますか?

腸炎に伴い、腸の一部の機能が低下した結果として便が緑色になることがあります。

緑便と下痢が関係する理由には、主に腸の機能低下が挙げられます。腸炎などの感染症によって腸内環境が乱れると、消化や吸収が正常に行われなくなることがあります。

通常、胆汁は十二指腸で腸に排出され、小腸で吸収されます。腸炎になると、この小腸での吸収がうまくいかなくなり、便に多量の胆汁が含まれる結果となります。

胆汁が酸化すると緑色になるため、便中に含まれる多量の胆汁が小腸、大腸で酸化した結果、緑色の便が出ることがあります。

腸炎では、小腸の機能が低下し胆汁の吸収がうまくいかなくなった結果、緑色の便が出ることがあります。

また、一般的に腸炎では下痢の症状もきたしやすいため、緑便と下痢が同じ原因で起きている可能性があります。

特に、嘔吐や発熱などの症状も合併する場合、感染性腸炎など治療が必要なものの可能性があり、医師の診断を受けることで、適切な対応をとることが推奨されます。

さらに詳しく:緑便と下痢はどう関係しますか?監修医師石川 翔理医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
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緑便について、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「緑色で少しゆるめの便が出ている」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 吐き気や嘔吐がありますか?
  • お腹の痛みがありますか?
  • 食欲がなく、食事量が減っていると感じますか?
  • 周囲(学校や職場、家庭など)に同じような症状の人がいますか?

緑便に関連する病気としては次のような病気があります

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この記事の監修医師

監修医師 吉岡 藍子

吉岡 藍子

消化器内科・内科

消化器内科医の吉岡藍子と申します。 これまで大学病院や市中病院、健診センターでの内視鏡業務などを通して、消化器領域を幅広く経験してまいりました。 診療の現場では、専門的な用語や複雑な病状の説明に、患者様が戸惑いや不安を感じる場面に何度も出会いました。医療機関で提供される膨大な情報を前に、混乱されてしまう方も少なくありません。そこで、ご自身の病気や体、そして健康について、一人でも多くの方が正しく理解できる環境を作りたいという想いから、ユビーの活動に参加させていただいております。皆様が正しい医学知識に普段から触れ、安心してご自身の健康と向き合えるよう、分かりやすい情報提供に努めてまいります。 【経歴】 新潟大学医学部卒。 新潟県内外の市中病院、大学病院で勤務。 新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野にて博士取得。 2022年からユビーに入社し、横浜市で健診内視鏡診療を兼務。

更新日
2026/10/27
公開日
2022/04/15