心筋梗塞・不安定狭心症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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心筋梗塞・不安定狭心症について「ユビー」でわかること
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心筋梗塞・不安定狭心症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
皮ふが青紫や青白い色になっている
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
手足の皮ふが冷たい
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
胸の痛みがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
心筋梗塞・不安定狭心症とはどんな病気ですか?
「不安定狭心症」とは、心臓の筋肉に栄養を送る血管の流れが悪くなり、心臓の筋肉が障害を受けている状態のことをいいます。主に高血圧・脂質異常症・糖尿病等の生活習慣病や喫煙の習慣などがあり、動脈硬化リスクが高い人がなりやすいとされており、放置すると心筋梗塞へと発展し、命に関わることもあります。これまで感じたことのない胸の痛みがあれば、すぐに循環器内科を受診しましょう。
心筋梗塞・不安定狭心症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
心筋梗塞・不安定狭心症への対処法は?
まずは医療機関を受診しましょう。
心筋梗塞・不安定狭心症の専門医がいる近くの病院はありますか?
心筋梗塞・不安定狭心症の専門医がいる病院を見る心筋梗塞・不安定狭心症のQ&A
- A.
急性冠症候群によって生じることが多く、胸痛や呼吸困難、先行する短時間の不整脈による動悸などを伴うことが典型的です。
解説心筋梗塞などの急性冠症候群を発症すると、冷や汗を伴うような強い胸痛を生じることが典型的です。また、左肩・首・顎~奥歯などにまで痛みが広がる、放散痛を認めることもあります。
心臓の組織への血流が突然低下・途絶するため、心臓に大きなダメージが加わります。その結果、心室細動や心室頻拍といった心停止を引き起こす「危険な不整脈」が現れることで、突然死を引き起こします。
女性よりも男性の方が突然死の割合が高いとする報告もあります。
今までにないような胸痛や動悸、息切れ、失神、めまいなどの症状が発生した場合は、すぐに医師にご相談ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る林 千治ほか. 突然死における虚血性心疾患の割合について. 日循協誌. 1991, 26, 94-99.
日本循環器学会ほか.“急性冠症候群ガイドライン(2018 年改訂版)”.日本循環器学会ほか.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/11/JCS2018_kimura.pdf,(参照 2024-06-13). - A.
急性心不全の初期症状には、運動時の息切れや、両足のむくみなどがあります。
解説生活の欧米化に伴い、心筋梗塞など急性冠症候群の若年発症が増加傾向となっていることから、若年者でも心不全を発症するリスクはあります。
心不全とは、心臓の血液を送るポンプとしての機能が低下してしまう状態であり、そのうち、急激に発症・症状が現れるものを急性心不全と呼びます。
急性心不全の初期に起こる症状としては、運動時の息切れ、疲れやすさ、下肢のむくみや体重増加などがあります。
これまでなかったような前述のような症状が出現してきた際には、早めに病院を受診する必要があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本心不全学会.“ 『心不全の定義について』”.日本心不全学会.https://www.asas.or.jp/jhfs/pdf/topics20171101.pdf,(参照 2024-06-13).
日本循環器学会ほか.“急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/06/JCS2017_tsutsui_h.pdf,(参照 2024-06-13). - A.
突然死に繋がる不整脈の症状として、動悸、息切れ、失神、めまいなどがあります。
解説突然死につながるような危険な不整脈の前兆症状としては、短時間の不整脈の出現が先行することがあるため、
などが生じることがあります。
急性冠症候群は突然死の最大の原因とされています。発症早期の段階では心臓に大きな負荷がかかるため、突然死を引き起こす心室細動や心室頻拍を発生しやすくなります。
中には、発症した最初の症状が危険な不整脈による心停止となり、突然死となることもあります。
急性冠症候群の発症後、心臓の機能が低下した状態も、危険な不整脈を発症するリスクがあるため注意が必要です。
動悸、息切れ、失神、めまいなどの今までなかった症状が発生した場合は、すぐに医師に相談する必要がありますので、早期の受診を検討してください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本循環器学会ほか.“急性冠症候群ガイドライン(2018 年改訂版)”.日本循環器学会ほか.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/11/JCS2018_kimura.pdf,(参照 2024-06-13).
日本循環器学会.“3. 危険な不整脈の原因と兆候は?”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/sikkanpg/case/case5/about3.htm,(参照 2024-06-13). - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性冠症候群の症状
急性冠症候群の症状としては、以下のようなものがあります。
- 突然の冷や汗を伴うくらい強い胸の痛み、圧迫感、締めつけ感
- 安静時の胸の痛み
- 胸の痛みを感じる時間が20分以上
- 繰り返し痛みが現れる
- 症状が持続する
急性冠症候群は早期の治療が必要な病気ですので、疑いがある場合はすぐに循環器科を受診してください。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。急性冠症候群になりやすい人の特徴
急性冠症候群になりやすい人の特徴に、以下が挙げられます。
- A.
初期症状として、坂道や階段などの労作時に生じる胸の痛みや不快感が先行することがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る初期症状は胸の痛みです。
坂道歩行や階段を上った時など、動いて負荷がかかったとき(労作時)の胸の苦しさ、痛みなどが先行して生じることがあります。
胸の痛みは、「押さえつけられる様な圧迫感」や「胸が締め付けられる感じ」と表現されることが多いですが、痛みはなく不快感のみのこともあります。
また、胸だけではなく左肩、首、顎~奥歯などに痛みが広がることや、胸部の症状はなくこれらの部位だけに症状が出ることもあります。
高齢者、糖尿病の患者さんでは、軽い症状しか出ないことや、ほとんど症状がないこともしばしばあります。
早期の治療が大切ですので、今までなかったような胸の痛みを感じたら、速やかに病院を受診するようにしましょう。 - A.
胸に締め付けられるような痛みや圧迫感が生じます。胸以外の位置に症状が出ることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る突然の締め付けられるような胸の痛みや圧迫感が生じ、冷や汗や吐気を伴うような強い症状を生じることが多いです。
中には、胸だけではなく、左肩・首・顎~奥歯などにまで痛みが広がる放散痛を認めることもあります。
血管が閉塞してしまい、心筋が壊死を起こした「急性心筋梗塞」の場合は、安静にしても症状はおさまらず、強い症状が持続し、最悪の場合突然死につながります。
血管が狭くなっている「不安定狭心症」の場合は、しばらくすると痛みが改善することが多いです。
しかし、今まで感じなかった安静時などにも症状が現れるようになり、その頻度が増えていくと心筋梗塞に移行することもある、非常に危険な状態です。
高齢者や、糖尿病を合併している場合、痛みを感じにくくなっていることもあり、症状が軽微だったり、ほとんど症状がなかったりするため、注意が必要です。
心筋梗塞・不安定狭心症について、医師からのよくある質問
- 胸の痛みはありますか?
- 胸の左側だけに痛みを感じますか?
- お腹の痛みは特定の一ヶ所に留まっていますか?
- 体のだるさはありますか?
- 以前の心筋梗塞と同じような痛みがしますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 循環器内科