心筋梗塞・不安定狭心症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:8/22/2023
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心筋梗塞・不安定狭心症について「ユビー」でわかること
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心筋梗塞・不安定狭心症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
胸の痛みがある
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
- 症状の持続時間
- 30分以上続いている
心筋梗塞・不安定狭心症のQ&A
- A.
心臓を動かす筋肉に血液が届かなくなり、心臓の筋肉が壊れてしまう病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心臓の筋肉に栄養を送る血管(冠動脈)が急速に狭まったり詰まったりすることで、心臓に送りこまれる血液の量が少なくなり、心臓の筋肉が壊れてしまう病気です。
心臓がうまく働かなくなることで全身の血流障害が起こり、命に関わる事態につながることもあります。
非常に危険な病気なので、心筋梗塞が疑われる際は一刻も早く受診してください。 - A.
高血圧・脂質異常症・糖尿病等の生活習慣病や喫煙の習慣などがあり、動脈硬化リスクが高い人がなりやすいです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下の項目に当てはまる人は、動脈硬化のリスクが大きく、心筋梗塞にもなりやすいと言えます。
- 高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病がある
- 喫煙の習慣がある
- 肥満である
また、高齢になるほど心筋梗塞になる可能性は高まります。
ただし、血管の痙攣が原因の心筋梗塞は、若い人や動脈硬化がさほど進んでいない人でも発症することがあります。 - A.
心臓の筋肉が壊れてしまい、命に関わる事態が生じるおそれがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心臓の筋肉が障害を受けてしまうことで、心不全(心臓が血液を全身に送り出せなくなった状態)を引き起こしてしまいます。
また、全身の血流が低下することで、- 全身の臓器障害
- ショック状態(酸素が全身に十分に行き渡っていない状態)
- 危険な不整脈の出現
- 心臓の損壊(筋肉の壁に穴が開いてしまう)
といった、命に関わる事態に発展するおそれもあります。
- A.
胸を締めつけられるような激しい胸の痛みに襲われます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸からみぞおちあたりにかけて、締めつけられるような強い痛みが生じます。
冷や汗や吐き気が出るくらい強い痛みが長時間(20分以上)持続することが多く、左肩や首、あご、奥歯といった心臓から離れた部位の痛みを伴うことも多いです。
失神や突然死の原因となることもあります。 - A.
大動脈解離や心筋炎、気胸や肺塞栓などでも似たような強い胸痛を生じることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような疾患でも、心筋梗塞と似たような箇所(胸からみぞおちあたり)の強い痛みが見られることがあります。
- 大動脈解離
- 心筋炎
- 気胸
- 肺塞栓
- 胃潰瘍
- 膵炎
どのような疾患が痛みの原因となっているかは、症状の経過や検査の結果から慎重に見分ける必要があります。
- A.
症状の経過から疑い、心電図、採血、胸部レントゲン、心臓超音波等の検査結果をふまえて、心臓カテーテル検査で診断を確定します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るまずは症状の経過から疑います。
その後、心電図、採血(心臓の血流低下で上昇する数値を評価します)、胸部レントゲン、心臓超音波などの検査を実施します。
最終的には、心臓カテーテル検査で撮影したレントゲン画像(以下の写真参照)上で、血管が狭くなって血流が悪化していることが確認できたら、心筋梗塞の診断が確定します。 - A.
心電図、胸部レントゲン、採血、心臓超音波等の検査のほか、診断確定のため心臓カテーテル検査を実施します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心電図、胸部レントゲン、採血(心臓の血流低下で上昇する数値を評価します)、心臓超音波等の検査を行うほか、最終的な診断確定のために心臓カテーテル検査も実施します。
心筋梗塞を疑う状況のときは一刻を争うため、心電図で心筋梗塞の診断がついたときには、レントゲンや採血検査の結果を待たずに心臓カテーテル検査や治療を行うことがしばしばあります。 - A.
心臓カテーテル治療を行い、詰まったり狭くなったりした血管の血流を改善させます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血管の流れが悪くなった部分をカテーテル検査で確認し、その部位をバルーン(治療用の特殊な風船)やステント(金属でできた網目状の筒)で広げて血流を改善させます。
心臓カテーテルでの治療が困難、あるいはリスクが高い場合については手術での治療も検討されます。
また、血管を広げる薬や血液が固まりにくくなる薬も必要に応じて使用します。
なお、心筋梗塞によって心臓の機能が著しく低下している場合には、人工呼吸器や人工心肺装置を使用することがあります。
また、致命的な不整脈が発生している場合、電気ショック治療を行うことがあります。
これら急性期の治療がいったん完了したら、生活習慣病等の治療も開始していきます。 - A.
心臓カテーテル治療を実施後、慎重にリハビリを行います。2週間前後の治療を要することが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心筋梗塞の診断が下ったら、速やかに心臓カテーテル治療を実施します。
治療後は慎重にリハビリを行います。
約2週間前後で退院となることが多いですが、重症度や合併症の有無、年齢等によってはより長期間の入院が必要となります。 - A.
バランスのとれた食事や運動習慣、禁煙等を心がけ、動脈硬化を進行させないことが重要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る動脈硬化を進行させないことが治療上最も重要なため、
- バランスのとれた食事
- 適度な運動
- 禁煙等の生活習慣改善
- 治療の継続と定期的な診察・検査
といった点をしっかりと心がけるようにしましょう。
- A.
抗血小板剤が必須です。他にも血管拡張薬や生活習慣病の治療薬を使用することもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る抗血小板剤という、血液を固まりにくくする薬を必ず用います。
その他にも血管拡張剤や、合併する生活習慣病の治療薬等を使用します。
なお、抗血小板剤の副作用として、出血が起こりやすくなります。 - A.
抗血小板剤は一生涯にわたって内服が必要です。他の内服薬も、長期間または一生涯の内服が必要となることがあります。
- A.
他の病変や再発がないか、心臓カテーテル検査で再度調べます。
- A.
強い胸痛を感じたらすぐに救急要請をしましょう。痛みがそれほど強くなくても、早めに病院を受診してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸の痛みがこれまで感じたことのないほどだったり、その場から動けなくなるほどだったりする場合、すぐに救急要請をしましょう。
痛みがそれほど強くなくても、今まで経験のない症状などが出現した場合には、速やかに循環器科を受診してください。 - A.
胸の痛みが強ければすぐに救急要請をしましょう。そこまで強くなければ循環器内科(夜間休日なら救急外来)を受診してください。
心筋梗塞・不安定狭心症について、医師からのよくある質問
- 胸の痛みはありますか?
- 胸の左側だけに痛みを感じますか?
- お腹の痛みは特定の一ヶ所に留まっていますか?
- 体のだるさはありますか?
- 以前の心筋梗塞と同じような痛みがしますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 循環器内科