腕がしびれる
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/27
「腕がしびれる」がどの病気に関連するかAIでチェックする
腕がしびれるという症状について「ユビー」でわかること
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「腕がしびれる」はどんな症状ですか?
腕がしびれるとは
「腕がしびれる」に関連する主の病気には、骨粗しょう症、神経障害性疼痛、慢性疼痛などがあります。
「腕がしびれる」に関連する症状はありますか?
「腕がしびれる」のQ&A
- A.
肩から手首までの部分に「ジンジンする」「ビリビリする」「正座後のような」というしびれを感じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肩から手首までの部分にしびれを感じる症状です。手にもしびれを感じる場合があります。
しびれの感じ方や表現の仕方は人それぞれで、「ジンジンする」「ビリビリする」「正座後のような」というように感じることが多いです。症状を感じている部分の感覚が鈍くなったり、逆に過敏になり少し触れただけでもしびれを強く感じたりする場合があります。
しびれは神経が関係する病気が原因のことが多く、同時に痛みや手や腕の動かしにくさを生じる場合があります。しびれと痛みは区別が難しいことがあります。
また、しびれや痛みは、腕や首を動かすことで強くなる場合があります。雨の日や寒い日など気候によって、症状がひどくなったり楽になったりします。 - A.
はい、腕のしびれが続く場合には病院へ行って原因をはっきりとさせましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る
腕のしびれの原因は多様です。一般的に多い原因としては、首に負担がかかることで生じる腕のしびれです。デスクワークや重量物を扱う作業のあとに起こることが多く、この場合の多くは数日で改善がみられます。
一方で、危険な腕のしびれの原因に、脳の病気があります。身体の同じ側で腕と足にしびれが急に始まった場合には特に注意が必要で、脳出血や脳梗塞の可能性も否定はできません。顔が動かしにくい、上手くしゃべれないなどの症状の場合もあります。
また、首が原因の病気であっても、脊髄の腫瘍や細菌感染症のように早急な治療が必要な病気の可能性もあります。一般的な病気による症状と区別が付きづらいことも多く、MRI検査などを行わないと診断がつかない場合があります。
このように、さまざまな原因による治療が必要な腕のしびれの場合があるため、長引くしびれがあれば一度病院を受診して診断をはっきりさせましょう。 - A.
痛みがある、腕を動かしづらい、しびれが長引く場合は受診しましょう。足や顔にも症状が出た場合には、早急に受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る症状によって考えられる病気が異なるため、以下のように対応が変わります。
腕のみの症状の場合
腕のしびれの原因となる病気の多くは、変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなど首に原因があるものです。これらの病気の場合は、症状がしびれのみ、かつ、片側の腕の狭い範囲(肘より上だけ・肘より下だけなど)である場合には、数日間症状が自然に改善するか様子を見ることもできます。
強い痛みを伴う場合や手や腕の動かしにくさがある場合には、受診を検討しましょう。
また、数日様子をみても改善しない場合や悪化が見られる場合には受診を検討しましょう。腕以外にも症状がある場合
腕と同じ側の足や顔にしびれや動かしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳の病気を疑う必要があります。脳が障害を受けると、このように症状の範囲が広くなることが特徴です。
代表的な病気には脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などがあります。早急な治療が必要になる場合が多いため、救急外来や脳外科をすぐに受診しましょう。 - A.
整形外科を受診しましょう。ただし、足や顔にもしびれや動かしにくさを感じる場合には脳梗塞の可能性があるため、救急外来や脳外科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る整形外科の受診をおすすめするもの
腕のしびれの原因となる病気の多くは、首に原因があるものです。変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの病気の可能性があります。ほかには胸郭出口症候群といって、鎖骨の周りで腕へ向かう神経や血管が圧迫される病気も原因となります。
これらの病気は肩こりを伴いやすいことが特徴です。
また、首を傾けたり腕を上げたりする動作でしびれが強くなることが多いです。疑わしい場合には整形外科を受診しましょう。内科の受診をおすすめするもの
両腕や両手、両足にしびれを感じる場合には糖尿病の可能性があります。指先などの末端にしびれを生じることが多いですが、腕にも生じることがあります。ほかの病気と違って体の片側だけに生じることは少ないのが特徴です。
健康診断で生活習慣病の指摘をされたことがある場合には糖尿病の可能性があるため、内科を受診しましょう。救急外来や脳外科の受診をおすすめするもの
腕にしびれが始まった際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれやうごかしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳の病気を疑う必要があります。
脳が障害を受けると、このように症状の範囲が広くなることが特徴です。代表的な病気には脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などがあります。
早急な治療が必要になる場合が多いため、救急外来や脳外科をすぐに受診しましょう。 - A.
腕のしびれには痛み止め(消炎鎮痛剤)の使用が有効な場合あります。
解説腕のしびれには痛み止め(消炎鎮痛剤)の使用が有効な場合あります。ただし、腕が動かない(=マヒがある)、足や顔にもしびれや動かしにくさがある(=脳梗塞などの可能性)といった危険な症状がある場合にはすぐに病院を受診しましょう。
腕のしびれの原因として多いのは、首に負担がかかることで生じる腕のしびれです。デスクワークや重量物を扱う作業では、首の神経周辺に炎症を起こして、腕にしびれが生じます。
痛み止め(消炎鎮痛剤)には炎症をおさえる効果が期待できます。市販薬で痛み止めとして飲み慣れたものがあれば、それを使用してみましょう。また、首を動かす運動を避けて安静にすることにも同様な効果が期待できます。
明確にはいつ始まったかわからない長引く腕のしびれでは、首まわりを温めることで筋肉の緊張が緩和し、血流がよくなることで回復が促される場合があります。温めてみて楽に感じるような場合では、お風呂や温めたタオルで首のまわりを温めてみましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本整形外科学会.“頚椎症”.整形外科シリーズ.https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_012.pdf,(参照 2024-10-10).
- A.
運動やストレッチ、入浴などにより、首・肩まわりの筋肉の緊張を緩めることが有効な場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病気によっては、自分で改善できる場合があります。腕のしびれの原因となる病気のうち、首のまわりに原因がある変形性頚椎症や胸郭出口症候群などの病気では、肩こりが続くような状況で悪化することが多いです。
肩こりの予防や首まわりに負担をかけないために、自分でできることには以下のような方法があります。- ランニングや水泳などの全身運動で体の血の巡りをよくする
- 首や肩回りの筋肉のストレッチで緊張をほぐす
- 椅子に座るときは深く腰掛け、背筋を伸ばすなど姿勢が悪くなるのを防ぐ
- 読書やコンピューター作業では前のめりの姿勢にならないように気をつける
- 長時間同じ姿勢で座らないように気をつける
- 1時間に1度は背伸びをするか立って歩く
- 入浴で体を温めるなど身体的・精神的な緊張を取り除く
- A.
悪い姿勢や肘を上げたままでのスマートフォンの長時間使用や腕枕、腕を下にした状態での睡眠などの生活習慣が原因となる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腕のしびれの原因となる病気の多くは、首のまわりに原因があるものです。変形性頚椎症や胸郭出口症候群などの可能性があります。これらの病気は首の後ろの筋肉の緊張が続く(=肩こりが続く)ことで悪化しやすい場合があります。
このため、肩こりの悪化や首まわりの負担に繋がるような生活習慣を避けることが大切です。以下のような生活習慣に気をつけましょう。運動不足
ランニングや水泳などの全身運動や首・肩まわりのストレッチで血の巡りを良くし、筋肉の緊張を和らげましょう。
悪い姿勢でのデスクワークやスマホの使用
背中が丸くなった姿勢では、頭が前のめりになってしまい首や肩の筋肉に負担がかかります。椅子に座る時は深く腰掛け、背筋を伸ばすようにしましょう。
腕を持ち上げた状態での作業
つり革をつかまるように手を高く上げた状態を続けていると、神経が圧迫されてしびれが出る場合があります。
重い鞄などを持ち続ける
腕が引っ張られ続けることで神経に負担がかかり、しびれが出る場合があります。
ほかには、腕の神経が直接圧迫されてしびれが起きる場合があります。腕枕のように腕や脇が体で圧迫された姿勢が続くことが原因となるため、寝るときの姿勢にも注意しましょう。 - A.
症状がしびれだけであれば頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなど、首の病気が原因のことが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るしびれは神経が関係する病気が原因のことが多いです。神経が関係する病気は大きく分けて「首の病気」と「脳の病気」の2種類があります。
しびれだけであれば頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの首の病気が原因のことが多いですが、脳が原因の病気にも念のため注意が必要です。 しびれとともに動かしにくさがある場合には、首が原因のことも脳が原因のこともあり、診察や検査で見分けていくことになります。脳に原因がある場合
腕にしびれが出始めた際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれや動かしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳梗塞などの脳の病気を疑う必要があります。 逆に、肩から腕のしびれがあった際に、足や顔に症状がなければ脳の病気の可能性は低くなります。
ただし、指や手首・肘など広い範囲での動かしにくさが急に始まった場合には、脳の病気の可能性があるため緊急での受診をおすすめします。首や腕を通る神経に原因がある場合
首から手の指先に繋がる神経を末梢(まっしょう)神経と呼びます。末梢神経の通り道に原因がある病気では、肩から腕にしびれを感じる場合があります。指先まで症状を感じることも少なくありません。
これらの病気では肩こりを伴いやすいことが特徴です。
また、首を傾ける動作でしびれが強くなることが多いです。首に原因がある病気
- 頚椎症(首の骨の軟骨がすり減る病気)
- 頚椎椎間板ヘルニア(首の骨のクッションが痛んだ病気)
首から腕の間に原因がある病気
胸郭出口症候群(腕へ向かう神経が鎖骨近くで圧迫される病気)
- A.
腕のしびれは糖尿病の合併症の中で頻度が高いです。糖尿病のしびれは両足先から始まり、両手や両腕へ広がっていくことが多いです。糖尿病で高血糖が続き、神経が障害されしびれが生じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る糖尿病は、軽症の段階から神経が傷つき、しびれを生じる病気です。
しびれの範囲は両足先から始まることが多く、両足に広がり、さらに両手にも広がっていくことが一般的です。最初は「ジンジン」「ビリビリ」としたしびれ・痛みですが、糖尿病が悪化するとともに両手足での感覚が鈍くなったり感じなくなったりします。
糖尿病で生じるしびれは、両手足の先にしびれを感じることが一般的です。
また、手よりも足にしびれを生じやすいという特徴があります。このため、片腕だけのしびれや、足にしびれが無く、手や腕だけにしびれがある場合には、他の病気の可能性もあることに注意しましょう。 - A.
不安や緊張などのストレスにより首の病気が悪化し、腕のしびれに繋がる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る不安や緊張などの心的ストレスにより首の後ろの筋肉の緊張が引き起こされ、ストレスで肩こりが起こりやすくなる一つの原因とされます。長時間のデスクワークや寝不足などは心にも体にもストレスを与え、肩こりを悪化させる場合があります。
首の後ろの筋肉の緊張が続くと、スムーズな首や肩の動きが行えなくなります。これにより普段よりも首まわりに負担がかかってしまい、首まわりの病気(頚椎症や胸郭出口症候群など)が悪化して腕にしびれを生じる可能性があります。
十分な睡眠や休息、運動不足の解消などが症状を改善させる場合があるため、生活に注意してみましょう。 - A.
頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの首の病気が原因のことが多いですが、脳梗塞などの脳が原因の病気にも注意が必要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るしびれは神経が関係する病気が原因のことが多いです。神経が関係する病気は大きく2種類に分けられます。
脳に原因がある場合
腕にしびれを感じ始めた際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれや動かしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳の病気を疑う必要があります。脳が障害を受けると、このように症状の範囲が広くなるのが特徴です。
代表的な病気には脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などがあります。早急な治療が必要になる場合が多いです。首や腕を通る神経に原因がある場合
首から手の指先に繋がる神経を末梢(まっしょう)神経と呼びます。以下のように末梢神経の通り道に原因がある病気では、腕にしびれを感じる場合があります。
首に原因がある病気
- 頚椎症(首の骨の軟骨がすり減る病気)
- 頚椎椎間板ヘルニア(首の骨のクッションが痛む病気)
首から腕の間に原因がある病気
- 胸郭出口症候群(腕へ向かう神経が鎖骨近くで圧迫される病気)
末梢神経が傷つく病気
腕がしびれるという症状はどんな病気に関連しますか?
腕がしびれるという症状について、医師からのよくある質問
- 肩から肘にかけてしびれがありますか?
- 肘から手首にかけてしびれがありますか?
- 首を曲げるとしびれますか?
- 腕枕など、腕を圧迫するような特定の姿勢を続けていましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科