「誤嚥性肺炎」とはどのような病気ですか?
嚥下機能の低下などにより、細菌が肺に入り込んで生じる肺炎のことです。
誤嚥性肺炎は、飲み込む力(嚥下機能)が低下した人に発症する肺炎と定義されています。 通常、食べ物や唾液は食道へ流れますが、嚥下機能が低下すると、これらが誤って気管や肺に入り込んでしまう「誤嚥」が起こります。この際、口の中の細菌も一緒に肺に入り込み、炎症を引き起こすことで肺炎となります。
特に高齢者では、加齢に伴う全身の衰弱(フレイル)を背景として発症することが多く、脳血管障害や認知症などが原因で飲み込む力が弱まっている場合によく見られます。また、明らかにむせかえるような誤嚥(顕性誤嚥)だけでなく、寝ている間などに自分でも気づかないうちに唾液などを誤嚥してしまう「不顕性誤嚥」によって発症することも多くあります。
誤嚥性肺炎について、特に知りたいことは何ですか?
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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
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