太ももの筋膜炎を早く治す方法を教えてください。
安静と原因への対応を優先します。ストレッチやマッサージ、物理療法、薬剤加療などを行います。
太ももの筋膜炎は、比較的大きな筋肉に生じるため、回復には十分な安静と適切な治療が必要です。
安静と原因の特定
痛みのある筋肉(大腿四頭筋やハムストリングスなど)への負荷を避け、安静を保ちます。また、不良姿勢や使い過ぎなどの原因を特定し、適切に対応します。
- 早期の治療:症状によっては、鎮痛消炎剤の内服や外用薬を開始します。症状が強く、改善に時間を要する場合はトリガーポイント注射も検討します。
- リハビリテーション:痛みが軽減したら、筋膜の柔軟性を取り戻すためのストレッチやマッサージを行います。痛みのために弱った筋肉の機能を回復させるため、症状に合わせて筋力強化を行う必要があります。超音波治療や温熱療法などの物理療法も効果的です。
- 再発予防:痛みがなくなっても、筋力を維持・強化し、適切なウォームアップやクールダウンを継続することが、再発を防ぎ、早期に元の活動レベルに戻るためにも重要です。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
Mehul J Desai et al.“Myofascial pain syndrome: a treatment review”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25135034/,(参照 2025-10-07).
Robert Bennett.“Myofascial pain syndromes and their evaluation”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17602992/,(参照 2025-10-07).
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