筋膜炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
消炎鎮痛剤や筋弛緩薬の飲み薬、外用薬(塗り薬や湿布薬)などが使われます。胃腸障害などの副作用に注意が必要です。
薬物療法は、痛みを緩和し、日常生活をサポートする目的で使用されます。残念ながら、必ずしも根治作用が期待できるわけではありません。主な薬剤の効果とその副作用は以下のとおりです。
消炎鎮痛剤(NSAIDs)
炎症や痛みを抑える効果が期待できます。とくに長期の使用による胃腸障害、腎臓への影響、出血傾向(抗血小板作用)の副作用に注意が必要です。
筋弛緩薬
筋肉の緊張を和らげる効果があります。眠気などの鎮静作用の副作用に注意が必要です。
抗うつ薬
中枢の痛みの伝達経路に作用する効果が期待できます。強い眠気などの副作用に注意が必要です。
筋膜炎では、筋弛緩薬には筋弛緩作用だけでなく鎮痛作用も期待できる場合も多く、積極的に使用される場合があります。薬を使用する際は、必ず医師の指示に従い、副作用に注意して使用することが重要です。


筋膜炎について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
Mehul J Desai et al.“Myofascial pain syndrome: a treatment review”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25135034/,(参照 2025-10-07).
Robert Bennett.“Myofascial pain syndromes and their evaluation”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17602992/,(参照 2025-10-07).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
筋膜炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです