背中の筋膜炎の治し方を教えてください。
まずは根本原因である姿勢やストレスの改善を行い、ストレッチやマッサージ、トリガーポイント注射などを検討します。
背中の筋膜炎(腰痛、背部痛)は、姿勢を保つ筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋など)に発生しやすく、一般的によく聞かれる腰痛の多くに関係すると考えられています。生活習慣の改善に加え、いくつかの治療を組み合わせて行います。
1.原因の改善
- 背中の筋膜炎は、悪い姿勢や長時間の同一体位、ストレスなどに大きく影響されるため、これらの根本原因を徹底的に是正することが、再発防止のために重要です。
2.注射療法
- 筋膜炎が疑われる圧痛点に局所麻酔薬などを注入するトリガーポイント注射は、効果が期待できることがあります。
3.徒手療法と運動
- 深部圧マッサージ、ストレッチなどの徒手療法は、硬くなった筋膜の動きを改善させるために効果的です。
- 痛みのために弱った背中の筋肉の機能を回復させるため、症状に合わせて筋力強化を行う必要があります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
Mehul J Desai et al.“Myofascial pain syndrome: a treatment review”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25135034/,(参照 2025-10-07).
Robert Bennett.“Myofascial pain syndromes and their evaluation”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17602992/,(参照 2025-10-07).
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