筋膜炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
長時間同じ姿勢でいることを避け、適切なストレッチを行います。運動不足やストレスの管理を心がけます。
筋膜炎を適切に治療し、再発を防ぐためには、日常生活でのセルフケアと原因の除去が重要です。以下のような点に注意しましょう。
【日常生活の注意点】
姿勢と動作
- 長時間の同じ姿勢を避ける: 長時間のデスクワークなどは、姿勢を保つ筋肉に過剰な負担をかけます。意識的に体を動かす休憩を取りましょう。
- 患部の安静:痛みがある筋肉は無理に使わず、安静にして疲労を回復させましょう。炎症がある状態で無理な運動を続けると、症状が悪化する可能性があります。
運動習慣
- 柔軟性の維持:定期的なストレッチを行い、筋肉の柔軟性を維持することが大切です。
- 適切な運動:自分の年齢や筋力に見合った運動量に調整し、筋肉の使い過ぎに注意します。適切なウォームアップとクールダウンも欠かせません。
その他の管理
- ストレス管理:心理的なストレスや不安も筋膜炎のリスクを高めるため、ストレス解消に努めましょう。
- 温冷の判断:痛みの性質に応じて温めたり冷やしたりする判断は、自己流ではなく医師の指導に従うのが最も安全です。温めることで血流が改善し、治療が進む場合もあります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
Mehul J Desai et al.“Myofascial pain syndrome: a treatment review”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25135034/,(参照 2025-10-07).
Robert Bennett.“Myofascial pain syndromes and their evaluation”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17602992/,(参照 2025-10-07).
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