感染性心内膜炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
感染性心内膜炎のセルフチェックは困難です。
ただし、38度以上の熱が続く場合、特に下記の方はリスクが高いため早期に受診をしていただく必要があります。
- 心臓の病気がある方
- 免疫を抑える薬剤を使用している方
- 癌の治療中の方
公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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感染性心内膜炎
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「感染性心内膜炎」とはどのような病気ですか?
心臓の内側の弁や筋肉などに感染が生じる病気です。
感染性心内膜炎の原因や考えられる症状には何がありますか?
血液中に侵入した菌が、心臓の弁などに付着する事が原因となります。発熱や体重減少、疲労感などの症状を引き起こしますが、なかには脳梗塞による麻痺症状や、呼吸が苦しくなる等の心不全症状を引き起こすこともあります。
感染性心内膜炎には初期症状はありますか?
初期症状として、発熱や疲労感などがみられます。
感染性心内膜炎の場合、主にどのような治療をしますか?
点滴で抗生剤を投与します。場合によっては手術も行います。
感染性心内膜炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
基本的には循環器内科になりますが、症状だけで感染性心内膜炎を疑うことが難しいため、原因不明の熱が続くような場合は、一度内科を受診しましょう。
感染性心内膜炎の感染経路には何がありますか?
虫歯などの歯科治療、肺炎などの感染症、心臓の手術などによって血液の中に菌が侵入することで、心臓の内側の弁や筋肉へ感染します。
感染性心内膜炎の診断基準はどのようなものですか?
血液のなかから菌が見つかったり、心臓のエコーで菌のかたまりが見つかった場合に診断されます。
感染性心内膜炎での入院期間はどのくらいですか?
4週間以上の入院が必要です。
感染性心内膜炎の起因菌(原因菌)には何がありますか?
レンサ球菌、腸球菌、ブドウ球菌などが代表的です。
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