ループス腎炎には初期症状はありますか?
手足や顔のむくみ、尿蛋白や血尿、高血圧、全身倦怠感や発熱などがあります。
ループス腎炎の初期症状には、以下のようなものが挙げられます。
- 蛋白尿:尿中に過剰なタンパク質が排泄されることで尿が泡立つ。
- 血尿:尿中に血液が混じり、顕微鏡的または肉眼的に確認される。
- むくみ:特に足や足首、顔などにむくみが現れる。
- 高血圧:腎機能の低下に伴い血圧が上昇する。
- 倦怠感や発熱:全身性エリテマトーデス(SLE)の炎症反応によるもの。
これらの症状は腎臓の糸球体の炎症によるもので、早期診断と治療が重要です。
腎生検により病変の重症度を評価し、ステロイドや免疫抑制剤による治療が行われます。
特にタンパク尿は腎障害の重要な指標とされ、無症状の段階でも検出可能です。
初期発見により免疫抑制療法を早期開始でき、腎機能の長期維持が可能となります。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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