亜鉛欠乏症の場合、主にどのような治療をしますか?
亜鉛を多く含む食事指導に加え、亜鉛の補充療法が治療の中心です。
亜鉛欠乏症の治療は、食事療法と薬物療法の2つが柱となります。一般的には食事で亜鉛を補うことに加え、原因や重症度に応じて亜鉛製剤による補充療法を行います。成人の場合は亜鉛として1日50〜100mgを目安に、補充し、治療当初は少ない量から開始して効果と副作用をみながら1〜2ヶ月ごとに調節します。
治療開始後、通常皮膚炎は1〜2週間で改善しますが、味覚異常や小児の発育障害(低身長など)は治療効果がみられるまで数ヶ月かかる場合があります。そのため数ヶ月単位で経過をみつつ治療を継続し、効果が乏しい場合は原因や診断も含めて見直します。
また、亜鉛補充では消化器症状のほか銅欠乏などをきたすことがあるため、数ヶ月に1回程度は採血で確認することが推奨されます。
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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