亜鉛不足が続くと亜鉛欠乏症になりますか?注意すべきサインはありますか?
潜在性亜鉛欠乏を経て欠乏症に進行する可能性があり、軽い味覚変化や食欲低下などが注意すべきサインになります。
亜鉛不足の状態が長く続くと、亜鉛欠乏症に進行する可能性があります。血清亜鉛値は80〜130µg/dLが基準とされ、60µg/dL未満は「亜鉛欠乏」、60以上80µg/dL未満は「潜在性亜鉛欠乏」に該当すると評価することが推奨されています。 ただし、亜鉛欠乏症は血清亜鉛値だけでなく、症状や所見の有無なども合わせて判断されます。
潜在性亜鉛欠乏の段階では自覚症状が乏しいこともありますが、なんとなく味が薄く感じる、食欲が落ちた、肌が荒れやすくなった、口内炎ができやすい、感染症にかかりやすい/治りにくいといった軽い変化がみられることがあります。
高齢者は亜鉛不足を招く病気を抱えている場合が多く、また薬剤を長期服用している人も多いため、亜鉛不足が通常より起きやすくなります。こうしたサインを見逃さず、早めに医療機関で血清亜鉛値などを測定してもらうことで、深刻な欠乏状態への進行を防ぐことができます。
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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