真性包茎の場合、主にどのような治療をしますか?

ステロイド軟膏による保存的治療と、手術(包皮環状切除術など)が主な治療法です。

真性包茎の治療は、症状の程度や年齢、原因によって異なります。主に「保存的治療(手術をしない治療)」と「手術治療」の2つがあります。

保存的治療として、特に小児では副腎皮質ステロイド(ステロイド)軟膏を包皮の狭い部分に塗る治療が第一選択とされています。

ステロイド軟膏は包皮の皮膚を柔らかくし、包皮口を徐々に広げる効果があります。1日1~2回を1~2ヶ月程度継続することで、多くの場合に改善がみられるとされています。

軟膏塗布に合わせて、包皮を優しく広げるストレッチを行うこともあります。成人の真性包茎でも、軽度であれば軟膏治療を試みることがあります。

手術治療として、保存的治療で改善しない場合や症状が強い場合、あるいは硬化性萎縮性苔癬が原因の場合などには手術が行われます。

代表的な術式は「包皮環状切除術(ほうひかんじょうせつじょじゅつ)」で、狭くなった包皮の部分を環状に取り除いて亀頭を露出させる手術です。局所麻酔で行うこともでき、手術時間は30~60分程度で日帰りが可能です。

その他に、包皮の一部を切開することで、包皮の開口部を広げる「背面切開術」という方法もあります。

真性包茎の手術(包皮環状切除術・背面切開術)は、日本では健康保険が適用されます。

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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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