真性包茎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
手術(包皮環状切除術や背面切開術)を行います。
薬で改善しない真性包茎は手術が基本です。代表的な術式は以下の通りです。
- 包皮環状切除術(ほうひかんじょうせつじょじゅつ):狭くなった包皮を輪状に切除し、残った包皮を縫合して亀頭(先端)が常に露出できる状態にします。真性包茎に対する最も確実な治療法です。
- 背面切開術(はいめんせつかいじゅつ):包皮の背面(上側)を切開して出口を広げる方法です。包皮を残しつつ開口部を広げることができます。
上記の手術には健康保険が適用されます。どちらも手術する場所だけに麻酔すること(局所麻酔)ができ、手術時間は30~60分程度で日帰りが可能な施設もあります。なお、感染や炎症がある場合は、先にそれらを治療してから手術を行うこともあります。
また、後天性真性包茎の原因として「硬化性萎縮性苔癬」(皮膚が硬くなる病気)がある場合は、炎症をコントロールするため、手術後も長期的なステロイド軟膏の継続が必要になることがあります。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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