真性包茎ではどのような症状がありますか?
排尿の出づらさや、痛み、包皮の炎症(かゆみ・腫れ・分泌物の増加)などが起こります。
真性包茎では、無症状のこともありますが、包皮の開口部が狭いことによって、排尿や炎症、性機能などに関わるさまざまな症状が生じることがあります。
排尿に関する症状としては、以下のようなものがあります。
- 尿の勢いが弱い。
- 排尿に時間がかかる。
- 排尿時に包皮が膨らむ。
重症の場合は残尿感や尿が出なくなる(尿閉)が生じることもあります。
炎症に関する症状としては、以下のようなものがあります。
- 包皮と亀頭の間に汚れや垢(恥垢〔ちこう〕)が溜まりやすいため、亀頭包皮炎(亀頭と包皮の炎症)を起こしやすくなる。
- 亀頭包皮炎では、包皮や亀頭の赤み・かゆみ・腫れ・痛み、膿(うみ)のような分泌物、不快なにおいなどの症状が現れます。
- 性感染症が治りにくい。
- 陰茎がんのリスクが高まる。
真性包茎では、亀頭が隠れてしまうため、亀頭や包皮の内側にできた病気に気がつきにくく、治りにくいことがあります。
性機能に関する症状としては、以下のようなものがあります。
- 勃起時に包皮が引っ張られることで強い痛みを感じる。
- 嵌頓包茎(かんとんほうけい)という緊急性のある状態を引き起こす。
嵌頓包茎とは、包皮が勃起したペニスの途中でひっかかり、元に戻らなくなる病気で、血流が戻らなくなるため、強い痛みを生じます。放置すると亀頭や包皮の一部が壊死することがあります。
長期的には、炎症を繰り返すことで包皮が瘢痕化して、さらに狭くなることがあります。
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(参考文献)
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最終更新日:
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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