二度熱傷のセルフチェックはできますか？

やけどは深さによってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分けられますが、Ⅱ度熱傷は皮膚の真皮まで損傷が及んだ状態で「水ぶくれ（水疱）」ができるのが特徴です。ご自身で症状を確認する際のポイントは以下の通りです。

水ぶくれの確認

Ⅱ度熱傷の場合、必ず水ぶくれができます。

痛みの感じ方

• 比較的浅いⅡ度熱傷（浅達性Ⅱ度熱傷）では、「ヒリヒリとした強い痛み」を感じます。
• より深いⅡ度熱傷（深達性Ⅱ度熱傷）では、痛みは「軽度」だったり「感覚が鈍い」ことがあります。
• ちなみに、最も深いⅢ度熱傷では、神経が傷ついているため「痛みを感じない」のが特徴です。

水ぶくれの底の色や感覚

• 浅いⅡ度熱傷の場合、水ぶくれの底は「ピンク色や赤色」で、触ると感覚が残っています。
• 深いⅡ度熱傷では、「やや白色」をしており、触っても「感覚が鈍い」ことがあります。

これらの症状を確認し、判断に迷う場合や、広範囲にわたる場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、二度熱傷かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。