二度熱傷の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

二度熱傷では、医療機関での適切な治療と、水疱の扱いや感染予防に特に注意が必要です。

二度熱傷では感染予防と傷跡を残さないためのケアが重要です。

【医療機関での診察】

水ぶくれができる場合は、形成外科など医療機関での診察を受けましょう。小児や高齢者、糖尿病などの持病がある方は、やけどの傷が深くなることがあるため、特に慎重な管理が必要です。

【傷の処置と感染予防】

水疱の扱い

水疱は感染のリスクを考え、早期に除去しないことが勧められています。水疱液を吸引することで、細菌感染や痛み、傷跡に対して良い影響がある場合があります。

消毒薬の使用

明確な有効性を示す根拠が乏しく、細胞に悪い影響を与えたり、広範囲に使用すると腎臓や甲状腺に問題を起こす可能性もあるため、安易な使用は避けるべきという意見もあります。

創傷被覆材

銀含有ハイドロファイバーⓇ創傷被覆材の使用は強く推奨され、痛みや交換頻度の軽減に繋がります。ポリヘキサニド・ベタインゲルも痛みを和らげる効果が期待できますが、一部は保険適用外の場合があります。トラフェルミンは傷の治癒を早め、傷跡を改善する効果が期待でき、使用が強く推奨されます。

【後遺症予防】

傷が治った後も、数ヶ月間はスポンジやシリコンシート、専用の衣服などによる「圧迫療法」を行い、傷跡が盛り上がるのを防ぐことが大切です。二度熱傷の治療は、傷の深さや範囲によって異なり、場合によっては手術が必要になることもあります。自己判断せず、専門医の指示に従うことが重要です

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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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