二度熱傷の治る過程がわかる画像またはイラストはありますか？

やけどの深さは「Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度」に分けられ、Ⅱ度熱傷はさらに「浅達性Ⅱ度熱傷（SDB）」と「深達性Ⅱ度熱傷（DDB）」の2種類があります。

【浅達性Ⅱ度熱傷（SDB）】

• 水ぶくれ（水疱）ができ、ヒリヒリとした強い痛みを伴います。
• 多くの場合、特別な治療で2週間以内に傷跡をほとんど残さずに治ります。

【深達性Ⅱ度熱傷（DDB）】

• SDBと同様に水ぶくれが生じますが、痛みは比較的軽いことが多いです。
• 皮膚の奥深くまで傷ついているため、治るのに時間がかかり、傷跡が残ったり、場合によっては手術が必要になったりすることがあります。
• 低温やけどの例では、受傷直後は浅く見えても、時間が経つと深達性Ⅱ度熱傷やⅢ度熱傷と判明することがあります。このような経過を示す写真が参考になります。

やけどの深さや治り方は、原因や患者さんの状態によって異なるため、医療機関での診察が重要です。参考文献の症例では、上記の2種類が混在しています。