睡眠不足の場合、主にどのような治療をしますか?
薬物療法の前に、睡眠を妨げる原因を取り除くことや、睡眠に関する認知や行動を変える取り組みを行いましょう。
睡眠不足の場合、まずは、不適切な睡眠習慣を改善することが必要です。例えば、カフェインやニコチン、アルコールの摂取を控える、必要以上に布団に入らないようにする、日中は身体や頭を働かせて活動するなどです。
眠れないからと不安になりすぎると、ますます眠れなくなります。また、主観的な睡眠不足があっても実際は睡眠時間をとれていることがあり、この場合は睡眠時間を限るほうがよいとされています。
睡眠の認知行動療法により、自分の睡眠への考え方や行動を変えることで、睡眠の悩みが解消されることがあります。
生活習慣を整えたり認知行動療法を行ったりしてもよくならない場合は、薬物療法が行われる場合もあります。また、睡眠不足の原因である他の病気がある場合は、その治療が優先されます。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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