子宮体癌の治療に抗がん剤はどのように使われますか?
手術後の補助療法あるいは、手術が難しい進行がんの治療として使われます。
子宮体癌の初期の治療は、抗がん剤を用いた化学療法ではなく、手術が主な治療法です。
しかし、再発リスクが高いと考えられる患者さんに対する手術後の補助療法や、手術での切除が困難な患者さんに対して、抗がん剤を用いた化学療法を行うことがあります。
子宮体癌に対する代表的な化学療法には、以下のようなものがあります。
AP療法
- 薬剤: アドリアマイシン(ドキソルビシン)とシスプラチンの組み合わせ
- 特徴: 子宮体癌に対する代表的な治療法となりますが、心臓への負担があるため、投与量には注意が必要です
TC療法
治療の選択
- 患者さんのQOL(生活の質): 化学療法を選ぶ際には、患者さんの生活の質を考慮することが重要です。治療の強度が高いほど生存期間が延びる可能性がありますが、副作用も増えることがあります
これらの治療法は、患者さんの状態や前治療の内容に応じて選ばれます。医師と相談しながら、最適な治療法を選ぶことが大切です。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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