前立腺肥大症には初期症状はありますか?
トイレの回数が増える、尿の勢いが弱くなる、残尿感などの排尿の症状が現れることがあります。
前立腺肥大症の初期症状とは
前立腺肥大症の初期から現れやすい症状は、「下部尿路症状」と総称される排尿に関する症状です。下部尿路症状は大きく次の3つのタイプに分けられます(男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン)。
蓄尿症状(尿をためる段階の症状)
- 日中のトイレの回数が増える(昼間頻尿)
- 夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
- 急に強い尿意を感じる(尿意切迫感)
排尿症状(尿を出す段階の症状)
- 尿の勢いが弱くなる(尿勢低下)
- 排尿の途中で尿が途切れる(尿線途絶)
- 尿が出始めるまでに時間がかかる(排尿遅延)
- 尿を出すためにお腹に力を入れている(腹圧排尿)
排尿後症状(尿を出したあとの症状)
- 排尿後も尿が残っている感じがする(残尿感)
- 排尿後にぽたぽたと尿が垂れる(排尿後滴下)
これらの症状は年齢による変化と思って見過ごされがちですが、複数当てはまる場合は前立腺肥大症のことがあります。排尿に関する症状が気になるときは、早めに泌尿器科への受診をご検討ください。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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